東京事務所長日記 令和3.4.22(新聞の楽しみ)

登録日:2021年4月22日

~東京事務所長です~

 

津市東京事務所では、新聞を取っています。

もちろん、情報収集と知識の習得が目的です。

 

昭和生まれのアナログ人間は、確かに紙の活字の方が頭には入るのですが、デフレとインフレ、円高と円安、どっちがどっちだっけ、と言っている人間にとって、特に経済記事は難解です。

でも、わからないなりに無理して読んでいると、門前の小僧なんたらではないですが、何となくわかった気になってきました。

そういえば、NHKの朝ドラ「おちょやん」でも、主人公の最初の師匠、若村麻由美さん扮する山村千鳥さんが、主人公に、毎日、新聞を隅から隅まで読ませて、誤字を探せという課題を与えていましたが、たぶん、世の中の動きや社会というものをわからせ、広い視野を持たせようという親心だったのでしょう。

それを思うと、新聞の力ってすごいですね。

 

でも、実は私が一番楽しみにしているのは、最終面に載っている小説です。伊集院静さんの「ミチクサ先生」という夏目漱石が主人公の話ですが、とても面白いです。

ちょうど今、漱石の家に黒猫が迷い込んできて漱石になついているところですが、その小説のすぐ上の欄に、タイミングよく「日本史の猫 十選」という絵画や工芸品に描かれた猫について解説されているシリーズも始まりました。

 

難しい経済記事を読んだ自分へのご褒美に、最後にこの2つの記事を読むのが、朝の始業前の私のささやかな楽しみです。

 

 

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