東京事務所長日記　令和3.4.23（高山大さん陶展）

～東京事務所長です～

津市の陶芸家・高山大さんの陶展があるというお知らせをいただきましたので、お邪魔しました。

高山大さんは津市のご出身で、近藤高弘氏に師事された後、タンザニアで土器の制作研究をされ、現在、津市のご自分の工房、白山窯で制作活動をされていて、国内外の展示会にも数多く出品されています。以前、三重テラスで開催したつデイでもお世話になりました。

今回は、「高山大　陶展 ―黒陶祭器―」とあるように、シックな黒の陶芸作品が美しく並んでいました。

ちょうど、ご本人にお会いすることができましたので、「黒色がとても素敵で、一瞬陶芸作品とは思えませんでした」と、いかにも知識の浅いことがバレバレな感想を述べましたところ、「野焼きだけでは強度が出ないので漆でコーティングをしているんです」と初心者にもわかりやすい説明を丁寧にしていただきました。

タンザニアでは、その野焼きを研究されていたそうです。

会場の作品には、季節の花が飾られるなど、ほっとできる展示になっています。

「高山大　陶展 ―黒陶祭器―」は4月27日まで日本橋高島屋S.C.本館6階美術工芸サロンで開催されています。お近くにお越しの際には、ぜひご覧ください。

注：高山大さんの高は、はしご高です。