東京事務所長日記 令和3.8.2(妖怪・川男と谷川士清)

登録日:2021年8月2日

~東京事務所長です~

 

夏ですね。

夏は妖怪の似合う季節です。

私、ホラー映画は苦手ですが、怪談や妖怪は好きです。
 


津市に有名な妖怪はいないのですが、妖怪を紹介した人がいます。
谷川士清(たにがわ ことすが)という人です。

士清は、本居宣長と並び、伊勢国が生んだ二大国学者と言われていて、日本で最初の50音順の国語辞典「和訓栞(わくんのしおり)」を作成した人です。


その「和訓栞」後編巻之四に「かはをとこ」が紹介されています。
高い山を流れる川のほとりに背が高く色の黒い男が2人並んで話し込んでいるというものです。
夜、網を持って漁に行く人がよく見たそうです。
この妖怪、ちゃんと角川文庫の「日本妖怪大事典」にも載っています。

 


谷川士清の旧宅は国史跡として津市に残っています。

中には「和訓栞」や「日本書紀」全巻にわたる最初の注釈書「日本書紀通証」など士清の残した書籍などが展示されています。

お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。
 


谷川士清について詳しくは津市ホームページにも載っています。

夏休みの自由研究にもピッタリですよ。

 

  

 

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