東京事務所長日記　令和3.8.16（香良洲歴史資料館）

～東京事務所長です～

昨日、8月15日は終戦記念日でしたね。

津市には戦争の記憶を伝えている資料館があります。

津市香良洲町にある「香良洲歴史資料館」です。

 津市香良洲町に昭和17年、三重海軍航空隊が発足しました。海軍飛行兵を養成するいわゆる予科練です。

ここから多くの若者が航空兵として巣立ち、大空に散っていきました。

この資料館は、「戦争と平和」をテーマに航空隊の跡地に建っています。

3階展示室には、航空隊の授業の様子など予科練関係の展示がされています。

航空隊出身の若者たちの遺影や手紙、遺品は、見る人たちに戦争の悲惨さ、無情さを無言で訴えかけてきます。

2階の展示スペースには召集令状や当時の教科書など暮らしの様子などの展示、そして旧津市の70％以上を焼き尽くした空襲について展示されています。

1階では、戦後の軍用施設の払い下げや、復興支援の議決書などが展示され、平和への歩みを踏み出した日本の姿を見ることができます。

戦争の記憶を風化させないためにも、お近くの方は、香良洲歴史資料館をぜひ訪れてみてください。