東京事務所長日記　令和3.10.29（シロモチくん）

～東京事務所長です～

津市のPRキャラクターに「シロモチくん」がいます。

のちに初代津藩主となる藤堂高虎公は、まだ若く貧しい頃、餅を無銭飲食し、自首したところ餅屋の主人から優しい言葉をかけてもらったうえ、路銀までもらい、“人の情けを忘れないように”とのことから、藤堂家の『白い三つ丸餅の旗印』を作りました。

シロモチくんはその旗印から生まれた精霊です。

ここまでの話は、津市職員の基本として知っていたのですが、先日、津市観光協会さんと話をしているときに、新たな情報をもらいました。

シロモチくんは「三つ丸餅の旗印」からきているので、餅が3つ並んだような姿をしていますが（決して三段腹ではありません）、その餅は1段目が粒あん、2段目がこしあん、3段目が津の名物イチゴ大福でできているという噂があるそうです。

そう聞くと、シロモチくんがとてもおいしそうに見えてきますね。

現在、津市東京事務所の入口では、シロモチくんが出迎えてくれています。

お近くをお通りの際には、ぜひお寄りください。

なお、わが殿、藤堂高虎公ですが、のちに出世して、江戸へ向かう際に、この餅屋に寄り、餅代と借りた路銀に利息をつけてきちんと返したそうです。念のため、お伝えしておきます。