東京事務所長日記　令和4.1.24（文化の違い）

～東京事務所長です～

新ドラマが始まっている関係で、最近は朝に各民放の情報番組を見ることが多かったのですが、先日久しぶりにワールドニュースを見ました。

ちょうど、BBCニュースをやっていて、国会でジョンソン首相が攻め立てられているところでした。例のロックダウン中にパーティーをやっていた件かな、と思いながら見ていると、ある議員が「神の名のもとにおいて、この場から立ち去れ」と言っていました。

私は学生時代、フランス革命を学んでいたので、歴史書では何度かこういう場面を見た（読んだ）ことがありますし、ヨーロッパがキリスト教社会ということも重々承知しています。

それでも、政教分離を原則とする国に生まれた私にとって、現在進行形で議場で使われたこの言葉は衝撃でした。

頭ではわかっているつもりでも、実際にその場面に直面すると動揺するものですね。

文化の違いをしっかり頭だけでなく心でも理解していきたいと思います。

一人ひとりが心がければ、きっと争いのない世の中になるのではないでしょうか。

ところで、昨日、津市議会議員選挙が行われました。

議員の皆さんも、津市行政当局もお互い「市民の名のもとにおいて議場を去る」ことのないよう、市民にとって暮らしやすいまち・津市にするために手を携えていきたいですね。