東京事務所長日記 令和4.2.18(倭訓栞)

登録日:2022年2月18日

~東京事務所長です~

 

8月2日の日記「妖怪・川男と谷川士清」で、津市の国学者・谷川士清を紹介させていただきました。日本で最初の50音順の国語辞典「倭訓栞(わくんのしおり。和訓栞とも書く)」を作ったのが谷川士清です。

 

その谷川士清を顕彰する団体「谷川士清の会」の顧問・馬場幸子(さいこ)さんが、小学校高学年・中学生向けの「倭訓栞」を発行され、津市立小・中・義務教育学校と津市図書館に寄贈されたという情報が入りました。

教育委員会の担当者に聞きましたところ、馬場さんが発行されたものは、士清の「倭訓栞」から小中学生にわかりやすい901語を抜き出し、ただ現代語訳するのではなく、古語を残して原文の雰囲気を味わえるように工夫されているそうです。

 

社会人になって、めっきり国語辞典を開く機会が減りましたが、たまに見るとなかなか面白い発見があったりします。

身近な郷土の偉人が残してくれた辞書を、子どもたちが親しんでくれて、英語だけでなく日本語をしっかり学んでもらえるとうれしいですね。

 

谷川士清の「倭(和)訓栞」

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