東京事務所長日記　令和4.3.30（恐れ入りやの鬼子母神）

～東京事務所長です～

「恐れ入りやの鬼子母神」という洒落語を聞いたことがある方も多いと思います。

私もその言葉は知っていたのですが、先日、地下鉄「入谷駅」を通った時、「鬼子母神」という表示を見かけました。なぜだか、私は入谷に本当に鬼子母神があるとは思っていなかったので感動してしまいました。（よく考えれば、あるからこそ、その言葉があるのですが、汗）

後日、どうしても入谷の鬼子母神を見たくて訪れました。

真源寺というお寺で、毎年7月に開催される「朝顔市」でも有名なお寺です。

鬼子母神は人の子どもを食べる悪神でしたが、お釈迦様が改心させて子どもと安産の守護神となりました。

そのため、本来ここの鬼子母神は「鬼」のツノ（一画目のチョンとしたもの）がない字で表示するそうです。

しかし、江戸っ子はお洒落な言葉を考えますね。見習いたいです。