東京事務所長日記　令和4.4.6（「ひさい地域だより」に写真提供しました）

～東京事務所長です～

現在の津市は平成18年に10の市町村が合併してできた市です。

市の広報紙は毎月1日と16日に発行して市民の皆さんに市内の情報をお届けしているのですが、なにぶん元々10の市町村なので、それぞれ身近な情報については物理的にも市の広報に掲載しきれません。

そこで、旧津市を除く9の元・市町村に設置されている総合支所が、それぞれの地域の身近な情報をその地域の皆さんにお届けしようと、発行回数はそれぞれ異なりますが、「地域のたより」を発行しています。

地元の小学校の運動会や、診療所の情報など、それぞれの地域の特色が出ている広報紙です。

その中の、久居総合支所が発行している「ひさい地域だより」2022年春号に東京事務所が提供した写真が掲載されました。

令和3年12月22日のこの日記で、渋谷駅のシンボル・忠犬ハチ公が待っている、飼い主の上野英三郎博士は津市久居のご出身と紹介しましたが、近鉄・久居駅前にある緑の風公園の「上野英三郎博士とハチ公像」が今年で10年目となることから、「ひさい地域だより」で特集されることになったのです。

久居総合支所の担当者から、特集にあたり、東京大学にある博士とハチ公の像の写真と青山霊園の博士のお墓とハチ公の祠の写真を撮ってきてほしいと依頼があり、久しぶりの取材に張り切って出かけました。（以前、広報課にいたこともありますので）

東京大学弥生キャンパスの門を入ってすぐのところに像があります。こちらは、長期出張から戻ってきた博士と改札口で待っていたハチ公が互いにじゃれ合って喜んだというエピソードを踏まえてできたそうで、博士とハチ公の絆を感じさせる像になっています。

門のところに、博士とハチ公の合格祈願のシールや外国語で博士の業績やハチ公との逸話を紹介したシールが配られていて、守衛さんに津市との関わりをお話しすると、気前よく何枚もくださったので、久居総合支所にも送りました。

青山霊園の博士のお墓の前には「忠犬ハチ公の碑」と書かれた碑とハチ公を祀る祠がありました。今は一緒に、静かに眠っているのですね。

特集されている「ひさい地域だより」2022年春号はこちらから見ていただくことができます。

若干ですが、東京事務所にも現物がありますので、お近くの方はお気軽にお寄りください。

また、それぞれの地域のたよりも津市ホームページのそれぞれの総合支所のページからご覧いただくことができますので、ぜひ一度のぞいてみてください。