東京事務所長日記 令和4.5.12(江戸橋の歩道橋、三重に戻る)

登録日:2022年5月12日

~東京事務所長です~

 

津市に「江戸橋」という橋があります。

これは、東海道・日永追分から分岐して伊勢へ向かう伊勢街道と、東海道・関から分岐して伊勢へ向かう伊勢別街道の合流点に架けられている橋です。

以前は木製の橋で趣があり、犬童一心監督の「黄色い涙」(主演:嵐)のロケにも使用されていましたが、令和元年、現在の橋に架け替えられました。

 

この架け替えに伴って、撤去されたものがあります。

江戸橋近くの国道23号に架けられていた歩道橋です。両端にらせん階段がついている特徴的な歩道橋でした。

江戸橋が拡張され、国道への道が少し移動したことにより、地元の人や近くにある三重大学の学生や小学生たち、国道を通るドライバーたちが慣れ親しんだ歩道橋が撤去されました。

当時の報道では、国内のどこかで再利用されることになる予定とありましたが、遠いところへ行ってしまうのだろうと思っていました。

 

その後、コロナやなんやらで記憶の隅にいっていましたが、先日、驚きのニュースが入ってきました。

その歩道橋が、同じ三重県の四日市市で利用されるというではないですか。

記事によると、歩道橋を撤去した国と、新たに開校した小学校の交通対策を迫られていた四日市市とのタイミングが合い、道路幅もちょうどよかったそうです。そのうえ、江戸橋歩道橋の設置と撤去を行った建設会社が偶然にも四日市市への設置も落札されたとのこと。

 

四日市市笹川の市道環状一号線に設置された歩道橋は、今月21日に利用開始だそうです。

帰省した時にでも、再会してこようかなと思います。

 

 

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