東京事務所長日記　令和4.9.1（一つの時代の終わり）

～東京事務所長です～

「一つの時代が終わった」と感じるのはどんな時ですか?

最近よくそう感じることが多いのですが、昨日、またそう感じることがありました。

旧ソ連のゴルバチョフ元大統領が亡くなったというニュースです。

ゴルバチョフさんが、「ペレストロイカ」政策を進め、東西冷戦を終わらせたのが1989年。

この時代は、世界ではベルリンの壁が壊され、日本はバブル景気に沸き、政治の世界では「マドンナ旋風」が席巻していました。

人々が未来への希望を信じることができた時代です。

ゴルバチョフさんは、、「ゴルビー」の愛称で親しまれ、日本でもとても人気があり、大学などでも講演をされたり、また「ゴルビー人形」まで売られていました。（私持っていました）

ロシア国内では、ソ連崩壊に導いたとしてあまり人気がないようですが、今こそゴルビーのような人が必要なのでは、と世界の多くの人が思っているのではないでしょうか。

ゴルバチョフさんが終わらせた東西冷戦。再び起こることがないように心から願います。