東京事務所長日記 令和4.9.29(時の人)

登録日:2022年9月29日

~東京事務所長です~

 

先日、安倍元総理の国葬が行われました。

夕方、調べ物があり、某検索サイトを開いたところ、話題のキーワードに「山縣有朋」、「伊藤博文」というものがあり、何事かと思いました。

ニュースで見たところ、菅前総理の弔辞の中で、安倍元総理が最後に読んでいた本が「山県有朋」で、盟友・伊藤博文が凶弾に倒れ亡くなった時の歌が自分の想いを詠んだようだとおっしゃったそうです。

 

歴女(特に幕末担当)の私、実は安倍さんの国葬が行われるというニュースを最初に聞いたときに、なぜか山縣有朋の国葬の写真が頭に浮かんでいました。何だか奇遇です。

 

伊藤博文と山縣有朋は、共に松下村塾で学び、近代日本を作り上げてきた2人です。

初代総理大臣は伊藤博文、薩摩出身の第2代総理大臣・黒田清隆を経て、第3代総理大臣が山縣有朋です。

性格の異なる2人、日露戦争前夜には開戦か非開戦か、激しく議論を戦わせていたようですが、それもお互い国を思うがゆえです。

 

初代総理大臣として教科書に載り、かつてはお札にもなっていた伊藤博文と違い、日本帝国陸軍を作った軍人・山縣有朋は特に戦後は影が薄いですが、今回の菅さんの弔辞で時の人になったようです。

私も久しぶりに、ガタ(山縣有朋)と俊輔(伊藤博文)が出てくる松下村塾の本を読み返そうかなと思います。(すみません。親しみを込めてこう呼ばせてもらっています)

 

世田谷・松陰神社内の松下村塾

 

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