東京事務所長日記 令和4.11.15(どうしようもない理由で)

登録日:2022年11月15日

~東京事務所長です~

 

ドラマ好きな私は、もちろん現在のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」を楽しく観ています。

その中で先日、大学のサークルの先輩が、どうしようもない理由で夢をあきらめたことを話していて同じような思いをしたことを思い出しました。

ドラマでは先輩が、ジェット機のパイロットになりたくて航空大学校に行きたかったが、身長が足りなくて受験をあきらめたという話をしていました。

私も、以前はパイロットになりたかったこともありますが、実際、「就職」というものが現実味を帯びてきたとき、なりたい、と思ったのは警察官でした。

 

昔から推理小説好きということもありましたが、誰かのために役立てるということ、犯罪のない世の中を作るお手伝いができること、「正義」という言葉が青くさくなく、きちんと使える職業だと思ったからです。

しかし、実際に調べると、当時、警視庁や三重県警などの受験資格は1cm程度の差はありますが、概して身長154cm~155cm以上、矯正視力1.0以上で裸眼視力0.1以上というものでした。

当時の私の身長は153cm、裸眼視力は0.1を下回っていました。

その頃、相撲の新弟子検査で身長が足りなかった舞の海さんという方が、こぶを作ってパスしたというニュースがありましたので、身長はそれで乗り切ろうとしましたが、いかんせん視力はどうしようもありません。

伝手をたどって現役警察官の方にダメもとでお聞きすると、やはり身長は1、2cmはいいけど、視力だけはクリアしてほしいとのことで、泣く泣くあきらめました。

 

現在は、私も身長が伸び、155cmを若干切るぐらいで、受験資格も「裸眼視力が両眼とも0.6以上または矯正視力が1.0以上」となっているので、今ならトライできたのにと、ちょっと悔しい思いをしています。

 

しかし、今でも、警察官の方を見るとカッコいいなと思う反面、ちょっとうつむき加減にすれ違うようにしてしまうのはなぜでしょう。

 

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