東京事務所長日記 令和4.12.14(小津マルシェに行ってきました!)

登録日:2022年12月14日

~東京事務所長です~

 

 12月12日は小津安二郎監督の誕生日でもあり命日でもあります。

この日、来年生誕120年記念となるキックオフイベント「小津マルシェ」が開催されました。

小津監督が青春時代を過ごした松阪市、教員をしていた伊勢市をはじめ、出生地の東京都江東区、居を構えていた鎌倉市などゆかりのある9つの地が集まり名産品や物産販売、観光案内などのブースが出されるというものです。津市のブースも出展されると聞いてお邪魔しました。

 

小津監督と津市との関係は、令和3年11月1日のこの日記で詳しく書かせていただきましたが、実は母方のおばあさまが津市美杉町の出身で、津市大門へ嫁いで来られています。

小津監督は松阪市に住んでいるときによく大門へ遊びに来られていて、津の映画館へも行かれていたそうです。小津監督の名作「彼岸花」はおばあさまのところへ来ていた時に詠んだ句に由来しているという説もあります。

 

津市のブースには、その津市大門にお店がある平治煎餅さんが出店されていて、先日の霞が関コモンゲートのイベントで速攻売り切れていた平治煎餅(ノーマル、ショコラ、ショコラホワイト)などが並んでいて、お客様が珍しそうに眺めて選んでいました。

 

12月1日には英国映画協会が発行する映画雑誌が10年間隔で行っている、世界の映画批評家と世界の監督の投票で選ばれる「史上最高の映画」で、小津監督の「東京物語」が世界第4位に選ばれました。

来年の生誕120年には全国だけでなく海外でも様々な記念企画が予定されています。

三重県でも記念映画祭などが開催される予定です。

今からとても楽しみです。

 

  

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