東京事務所長日記 令和5.6.9(阿漕平治)

登録日:2023年6月9日

~東京事務所長です~

 

  

 

 津市には「平治煎餅」という銘菓があります。

 

このお菓子をお土産に持っていくと「銭形平次?」と言われたりするので、この煎餅の由来になっている「阿漕平治」の伝説をお話しさせていただきます。

 

  

 

その昔、津市の阿漕浦という海岸は伊勢神宮に魚を奉納するための漁場であり、禁漁区とされていました。

平治という貧しい漁師と一緒に暮らす老母は病弱で、医者に診てもらうお金もなく、衰弱していく一方でした。

その病にはヤガラという魚がよく効くということを聞き、禁漁区である阿漕浦の浜でヤガラを獲っていました。

母の病状は日増しに良くなり、平治はその後もヤガラを獲り続けました。

しかし、ある日自分の名前を書いた傘を浜に置き忘れ、密漁が見つかり、罪に問われた平治は簀巻きにされ海に沈められてしまいました。

津市に伝わる悲しい伝説です。

 

この傘をお菓子にしたのが「平治煎餅」です。

 

そして最近「平治くん」というキャラがいるという情報が前々東京事務所長から入りました!

 

手前の白いのが平治くん。左のピンク色が恋する平治くん。奥の黒いのが日焼けした平治くんです。

アイスクリームで雪だるまのようなものを作り、平治煎餅をかぶせたもの。めちゃくちゃ愛嬌がありますよね。

この可愛い平治くんたちに会いに津市に来てください。

 

 

 ヤガラ(津市の居酒屋で)

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