東京事務所長日記　令和5.8.18（シロモチくん）

～東京事務所長です～

シロモチくんは何？　とよく聞かれます。　 

今日はみなさんにシロモチくんが何者か紹介させていただきます。

シロモチくんは、津の初代藩主で築城の名手といわれる藤堂高虎公の旗印「三つ丸餅」と深い関係があります。

藤堂高虎公が浪人時代、納得のいく主君を求めて三河までやってきた時、遂に手持ちの資金を使い果たしてしまいます。

空腹のあまり三河国吉田宿（現在の愛知県豊橋市）の餅屋で餅に飛びつき、たらふく食べてしまいました。

主人にお金を持っていないことを正直に話したところ、食べっぷりが良かったと旅費まで工面してもらったのです。

その餅屋の主人への感謝を忘れないために、旗印を「三つ丸餅」としたと言われています。

後に、大名に出世した藤堂高虎公がこの餅屋の前を通ったとき、餅屋の主人に金銀を渡し、若い頃の恩に感謝したと伝えられています。

シロモチくんはその旗印から生まれた精霊であり、藤堂高虎公が、津に入府して400年にあたる2008年に現れました。

その後、津市のやさしい人たちや、おいしい食べ物がとっても気に入って、津市の情報発信のためにずっと津市に住むことになりました。

津のご当地キャラ「津ぅキャラ」のリーダー的な存在です。