東京事務所長日記 令和5.9.6(津まつりのはじまり)

登録日:2023年9月6日

~東京事務所長です~

 

 

 

1か月後の10月6日の前夜祭を皮切りに7,8日と「津まつり」が開催されます。

 

津市最大のイベントで私も昨年まで担当していた「津まつり」を何回かにわけて紹介したいと思います。

このシリーズを読んでいただければあなたも「津まつり博士」

 

その1回目は「津まつり」のはじまりです。

 

津まつりは元来「八幡神社祭礼」と呼ばれる歴史と伝統のあるお祭りで、寛永年間に始まりました。

第2代津藩主藤堂高次は、寛永9年(1632年)に千歳山(現在の津市垂水)の八幡宮を現在の地(津市八幡町)に移し、初代藩主藤堂高虎の御霊を合祀して、社領300石を寄進し、城下の総氏神としました。

 

寛永12年(1635年)には、毎年祭礼が行われるようにと、高次は八幡宮に銀子10貫目を寄付しました。

これが町人に貸し出され、その利息金を祭礼の費用にあてるようにしました。

 

このように、八幡宮の祭礼は藩によって奨励、保護されたため、盛大に行われるようになり、各町は競って趣向をこらし、華やかな山車や行列を繰り出しました。

 

そのにぎやかな様子は、京都の祇園祭や江戸の山王祭にも劣らないほどと藩士山中為綱が記録に残しています。

 

このように「津まつり」は江戸時代初期から続く歴史あるお祭りなのです。

 

 

  

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