「広報津」平成23年4月16日/第128号(音声読み上げ) シリーズ 津のひと・もの(7)

登録日:2016年2月25日

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裏表紙

シリーズ 津のひと・もの(7)

一生懸命さでぶつかっていく

 開幕戦まで2週間あまりとなったこの日、津球場では、みえスリーアローズの選手たちの元気な掛け声が響いていた。その中心で指導しているのが、今シーズンから新たに監督に就任した長冨浩志監督だ。昭和61年にドラフト1位で広島東洋カープに入団し、三振の取れる速球派としてリーグ優勝に大きく貢献。その後移籍した日本ハムファイターズや福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)でも活躍した華々しい経歴をもつ。
 41歳で現役を離れ、指導する立場となった長冨監督は、自分がやってきたことを選手に求めるのではなく、選手一人一人の体の動きを見て、それぞれに合ったきめ細やかな指導をしている。「特に、独立リーグに所属する選手たちは、野球に対する教育や指導をまだ十分には受けていない。指導する中で選手たちが初めて知ることも多く、事細かく分かりやすく教えるよう心掛けている」。それに対し「選手からは、すべてを吸収したいという意欲をとても感じる。強いまなざしでこちらに求めてくる」と目を細める。「そんな一生懸命な選手たちを身近に感じてほしい。さらなるステップアップを目指し、ひた向きにプレーする選手たちと、一緒に夢を追い掛けられるのが独立リーグの良さである」と語る。自身も子どもの頃、何度も試合を見にいった読売ジャイアンツの選手に憧れ、プロを志した。
 みえスリーアローズが今季から参戦する四国アイランドリーグPlusは4月2日に幕が明け、スタートしたばかりの長冨流スリーアローズから目が離せない。「攻撃的な打撃で、積極的に点を取っていく」、そして「優勝します」と言い切る監督の力強い言葉に、期待以上のゲーム展開がなされるのは間違いないだろう。


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