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私には2人の幼い娘がいます。私は、夜、娘を寝かしつけるのが楽しみの一つになっています。同じ布団に入って、娘と今日の出来事や楽しかったこと、おもしろかったことなどを話します。
先日、娘から「私はママから生まれたの。じゃあ、パパとママが私を選んだの」と聞かれました。私は、どう答えるべきか迷いながらも、「天国にいる神様が選んでくれたんと違うかな」と答えました。すると娘は、「パパとママの子どもで良かった」と言ってくれました。たわいもない会話の中に、幸せを感じました。
しかし、親として、時には子どもを叱ることがあります。そんなときは、誠実な人間に育って欲しいという願いや思いを持って叱りますが、そういった親の思いは、時として価値観の押し付けになってしまう恐れがあると思います。
私は自分が大人になるまでは、親や大人は分かってくれない、価値観が違うと感じた時がありました。そんな自分の昔の気持ちを思い出して、以前よりは、子どもの思いや考えを尊重することが大切なのだと考えることができるようになってきました。しかし、いつもそうとは限りません。
私自身、心に余裕が無いときは、ろくに話を聞こうともせず一方的に怒ってしまうこともあります。そんなときは、抱っこをせがまれても、「甘えたらあかん」と拒んでしまうこともあります。そんなことが続いたときは、自分の言った言葉や、態度を思い返して、自分自身、すごく嫌な気持ちになってしまいますし、娘たちへ申し訳ない気持ちになります。
親の子どもへの虐待や育児放棄がニュースで取り上げられることがありますが、結果だけを見て、その親だけに責任を求めるのは酷な事例もあるようです。しかし、いかなる理由があろうとも、子どもは幸せを求め、豊かに育つ権利を持っていることを忘れてはいけないと思います。親として、まずは、自分の家庭から見つめ直したいと思います。
その場の雰囲気に合った絵本を選び、繰り広げられる読み遊びライブは、何が飛び出すかドキドキわくわくの連続です。
後半の講演では、ライブを通じて関わった10万人もの子どもたちから学んできたことを、絵本を使って分かりやすく語ります。
とき 8月4日土曜日10時30分から
ところ 久居総合福祉会館
対象 3歳児から小学3年生と保護者(大人のみの参加も可)
定員 先着30組
内容 絵本の読み聞かせと講演 注:講演中は託児あり
講師 三浦伸也さん(ブックドクター)
申し込み 6月26日火曜日から電話で久居総合支所生活課(電話番号255-8841)へ
問い合わせ 久居総合支所生活課 電話番号255-8841 電話番号255-0960
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