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3,119人から2,507人へと津市は合併前より職員数2割減を達成しました。削減された人件費は毎年50億円にのぼります。
9つの旧市役所や町村役場である総合支所の業務についても人員・権限・財源を本庁に集約し一定の効果が上がりましたが、その反面、身近な地域の要望が届きにくくなるという問題が出てきました。例えば、道路路肩、河川堤防や公園の草刈り、傷んだ路面の復旧、街路樹の剪定[せんてい]、カーブミラーやガードレールの設置といった生活に密着した要望について、総合支所に権限がないため実施までに手間と時間がかかり、不満の増大とともに、地域住民と総合支所との間に新たな距離感が生まれているとの指摘もあります。
そこで、こうした課題に総合支所が即座に取り組むことができるよう、総合支所長に本庁から権限を委譲する「地域インフラ維持・補修事業」を創設し、平成25年度当初予算に盛り込みました。
地域インフラの維持のための工事の発注権限と財源を総合支所長に付与し、自ら実施を決定し迅速に執行できるようにします。このための予算1億3,600万円を措置するとともに、総合支所長を援助する技術職員を4人増員しました。
もっと軽微な補修には、職員が現地に出掛けすぐに対応します。各支所に2人ずつ合計18人の技能員を増員し、原材料(砂利、生コンクリート、砕石、レミファルト、良質土等)購入のための経費2,000万円を予算計上しました。
今回の改革は、市役所組織の効率的集約化を図ってきたこれまでの行政改革の取り組みを後戻りさせるものではありません。未来志向の制度改正です。地域住民の思いをしっかり受け止め、すばやく実現していく頼りがいのある存在であるために、津市は今後も制度や組織の見直しも含めたしなやかな対応を心掛けてまいります。
「TV版市長コラム」では、前葉市長がこのテーマを語ります
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県内29市町を代表するランナーが、それぞれ郷土への誇りと仲間との絆を胸に、たすきをつなぎました。レースは、上位集団でトップが次々と入れ替わる大激戦でしたが、我らが津市チームは、9区の鈴木美歩選手が区間賞の走りで3位から1位を奪うと、10区の田中貴章選手も区間賞をマークし、見事3年ぶり2度目の総合優勝を飾りました。1区から8区までの選手全員の粘り強い走りが、9区、10区の快走につながり、逆転優勝を成し遂げることができました。
オープン参加で健闘した10選手の活躍にも敬意を表します。
災害図上訓練とは、市域で大きな災害が発生したことを想定し、実動を伴わず地図上に災害情報を書き込み、各部署間の意思疎通や対策の意思決定をシミュレーションするものです。今回の図上訓練では、台風に伴う風水害の発生により津市災害対策本部を設置したと想定し、私は本部長として指示を行うとともに、全体の動きを視察しました。
このような図上訓練を繰り返し行うことで実践的な経験を積み、実際の災害時においても冷静かつ的確に対応できる組織づくりを進めます。
2月24日に津リージョンプラザお城ホールで開催された第6回津の街音楽祭でグランプリに輝いた「ソニド・デル・ビエント(Sonido del Viento)」がおみえになりました。お二人は、宮城県仙台市を拠点にライブ活動をおこなっている親子で、南米の笛ケーナの音色がとても美しく、叙情的な楽曲を演奏されています。昨年の音楽祭出場で初めて津市を訪れ、津まつりでもライブを行うなど、津との縁を深めておられます。「津は第二のふるさと」とおっしゃり、津のまちに「みちのくの風」を爽やかにお届けいただきました。
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