登録日:2016年2月25日
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本紙では、「ポルタひさい問題」について、これまで3回の特集を組みお知らせしてきましたが、いよいよポルタひさいの再生が始まります。これからの久居駅周辺地区のまちづくりと併せ、津市PRキャラクターのシロモチくんとゴーちゃんが分かりやすく解説します。
ねえねえ、シロモチくん。ポルタひさいが、市の庁舎として活用されるって聞いたんだけど?
そうなんだ。ポルタひさいを久居総合支所や久居保健センター、津南工事事務所として活用することになったんだよ。地域のランドマークで大切な駅ビルだから、庁舎として活用するだけでなく、多くの市民の皆さんが利用する駐車場や駐輪場も市営化し、再生されることになったんだ。
とても難しかったポルタひさい問題もこれで解決するんだね。
そうだね。長期間にわたって解決策を探ってきた難しい問題だったけど、多くの皆さんが一緒にこの問題に向き合ってくれたから解決できたんだ。
ところで、ポルタひさいが市の庁舎として活用されることで、どんなメリットがあるの ?
ポルタひさいを、公共公用施設として活用することで、窓口のワンストップ化が図られるんだ。もちろん市民の皆さんへのサービスが低下することもないんだよ。
他にも医療機関などが入っているよね。
すでに民間の医療機関や地域包括支援センターが入居していて、総合支所や保健センターと一緒になることで、相乗効果も期待できるんだ。
オープンするのはいつごろの予定なの?
平成26年度のオープンを目指して、現在、準備を進めているんだよ。
今から楽しみだね。ところでポルタひさい以外に久居駅東口や久居東たかと町でもいろいろなことが計画されているよね。
そうだね。まず久居駅東口には、防災機能を兼ね備えた駅前公園広場や駐車場などを整備する予定なんだ。実際に整備するためには陸上自衛隊久居駐屯地と用地交換が必要なんだけど、今年度は関係機関と協議しながら、基本計画を作成することにしているんだ。
それじゃあ、久居東たかと町はどうなるの?
現在の久居庁舎がある場所に久居市民会館に代わる(仮称)久居ホールを建設する予定なんだ。久居東たかと町は歴史があり、旧久居市役所もあった場所で、久居ふるさと文学館と連携した文化・交流活動拠点として整備したいと考えているんだよ。
地域の皆さんもこのホールにはとても関心があるみたいなんだけど。
市では、今年度、自治会などの地域の皆さんや文化芸術活動の関係者、専門家の皆さんによる検討委員会を開き、皆さんからの意見を聞きながら基本計画を作成する予定なんだ。
市民の皆さんに親しまれるようなホールができるといいね。でも、総合支所がポルタひさいに移転すると窓口サービスが受けられなくなるんじゃないの?
その心配はないんだよ。ホールに行政サービスコーナーを設置して、住民票などの各種証明書を発行する窓口業務を行うことにしているんだ。また、文化作品の展示や発表の場、住民活動のための施設も併せて整備し、支所の生活課みたいな行政組織もホールに設置する計画なんだ。
いよいよ(仮称)久居ホールの整備が本格化するんだね。みんなで、将来もずっと誇りにできるような素晴らしいホールにしなくちゃね。
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