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今年10月から来年3月まで、津市の一般職職員の給与を減額する条例改正議案を9月議会に提出します。
今回の措置は、国が国家公務員の給与を臨時に削減していることに合わせて、地方公務員についても同様の措置を要請したことに端を発します。給与相当額の8,504億円は地方交付税から削減されますが、もとより地方交付税は、国税として徴収された財源の一部を地方に交付することが法で定められたものであり、地方固有の財源です。その減額交付は、地方分権の流れに反し、地方の財政自主権を侵すものです。しかし、現実に津市に交付される額が4億9千万円減らされることは事実であり、職員の給与を削減しないとその分、健全財政に影響を与え津市民にご迷惑をかけてしまうことになります。悩み抜いた末、これまで津市が独自に進めている給与カットで削減された2億7千万円との差額について職員にさらなる協力を求めることを決断しました。
すでに、平成19年度から実施している管理職手当の10パーセント(部長級)から3パーセント(担当主幹級)の削減を継続します。同じく平成19年度からおこなっている特別職の給与減額については削減率を上乗せした上で、市長(10パーセント から 20パーセント)、副市長(7パーセント から 15パーセント)、教育長及び常勤監査委員(5パーセント から 10パーセント)をそれぞれカットします。その上で一般職員の給与を減額、合わせて6カ月で人件費を2億2千万円減らし、地方交付税の減額分を相殺します。
国の要請は筋が通らないという理由で給与削減をしないという選択肢はありました。しかし、その分を予算内でやりくりするということは、どこかでコストダウンの必要が生じ、住民サービスの低下を招く恐れがあります。それでは市政を預かる市長の責任を果たしたことにはなりません。交付税の減額分を市民に転嫁することのないよう、今後も職員とともに津市民の暮らしに寄り添ってまいります。
「TV版市長コラム」では、前葉市長がこのテーマを語ります
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市内各所で七夕のお祭りがにぎやかに開催されました。
岩田川の観音橋では恒例の「つ七夕笹流し」が行われ、オープニングセレモニーには、色とりどりに飾られた笹を手に多くの園児たちが集まりました。私も津市のさらなる発展を願い、未来を担う子どもたちと一緒になって笹を流しました。
風情があり、夢がある笹流しを、安全と環境を守りながら長年取り組まれている津青年会議所の皆さんに対し、市長として、また地域住民の一人として感謝いたします。
いちし体育館において、中学生以下の選手を対象としたレスリング教室が開催されました。
教室には吉田沙保里選手が訪れ、得意技である「高速タックル」を披露し、技のコツなどを指導していただきました。世界選手権13連覇、国民栄誉賞受賞の吉田選手による指導は、参加された選手の皆さんにとって貴重な経験であるとともに、レスリングがもっと好きになる体験であったと思います。
津市から吉田選手に続く世界レベルの選手が誕生することを期待しています。
河芸の「道の駅」設置について、国土交通省三重河川国道事務所と協定を締結しました。
コンセプトは「海のもの 山のもの 津のもの すべてそろう かわげの丘」で、単なる休憩場所ではなく、津の物産の販売や観光情報の発信を行う地域振興の拠点といたします。また、高台に位置することから、地域の防災拠点としても活用したいと考えています。道の駅河芸(仮称)は、河芸町みゆきの国道23号中勢バイパスと国道306号の交差点に、平成28年度のオープンを目指します。
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