「広報津」平成27年12月1日/第239号(音声読み上げ) 市長コラム・市長活動日記から

登録日:2016年2月25日

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市長コラム・市長活動日記から

道の駅 津かわげ 間もなく完成!

津市長 前葉泰幸[まえばやすゆき]

 国道23号中勢バイパスは市域を南北に貫く幹線道路です。昭和59年の着工以来30年越しの事業は本年2月の野田から久居間の開通により、ようやくゴールが見えてきました。
 合併前の河芸町が、この中勢バイパスと国道306号の交差点付近に「道の駅」を設置する構想を打ち出したのは、平成15年春のことでした。道の駅は、駐車場とトイレがある休憩施設と、地域の物産販売所、レストランなどの地域振興施設とが沿道に併設されるもので、全国に1,079カ所あります。全長33.8キロメートルの中勢バイパスの利用者にとってぜひ必要なものとして、道路管理者である国は、当初、休憩施設の建設に乗り気でした。
 ところが、私が市長に就任した平成23年当時、この構想は全く進んでいませんでした。それどころか津市が建設・管理する地域振興施設部分の運営主体が決まらないため、計画断念の寸前まで来ていました。
 国が8,800平方メートルの用地買収を終え、地元の皆さまは完成後すぐに産直販売ができるよう、すでに体制を整えてくださっているのです。自ら「道の駅」設置を要望した津市が、施設完成後の運営主体が決まるまで一歩も前に進めないということは許されません。運営については発想の転換を図ることとし、まずは、津市としてこの事業に取り組む覚悟を固めて事業を再出発しようと決めました。
 津市が構想実現に向けて意欲を持ち始めたのを見て取った国は、自ら基本計画を半年の突貫作業で策定します。平成25年7月には、国(国土交通省)と津市との間で道の駅設置に向けての協定を交わすことができました。
 問題は誰が運営するのではなく、どんな施設にしたいのかということです。「道の駅」を核としてその地域の魅力を発信することのできる施設にするために、早速、「関心表明」の受付窓口を河芸総合支所に開設することにしました。「物産を売りたい、飲食を提供したい、イベントをやりたい、運営を担いたい」といった希望を地域振興施設の整備に先行して募ったのです。
 寄せられた「関心表明」は7カ月間に124件と、その立地の良さから集客が見込める道の駅として、地域の関心を集めていることが分かりました。数あるご意見を参考にして施設の設計を進めながら、運営の指定管理者を募集しました。指定管理料はゼロ、すなわち、管理運営に要する人件費や光熱水費などは販売収入をもって充てることが条件です。応募があった3者のうち、最高点を獲得した提案内容は、高い管理水準を提供するだけでなく、生産者に有利になるよう販売手数料を低率に抑え、剰余金の津市への納付も予定している点などが評価されました。
 「道の駅 津かわげ」は、来年4月24日、津市の北の玄関口、河芸町みゆきに華やかにオープンします。道路利用者に愛され、地域の活性化につながる施設を目指します。どうぞご期待ください。

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