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税金は、さまざまな住民サービスを提供するための大切な財源です。景気の低迷により、市税収入の伸びがあまり見込めない状況の中で、収税課では、財源の確保を目指して、より一層の歳入確保に努めていきます。
今回は、収税課の滞納解消への取り組みについてお知らせします。
滞納解消への取り組みにより、市税滞納額は年々減少し、平成23年度は約31億9,526万円でした。そのため、現年課税分収納率は年々上昇し、平成23年度は98.4パーセントでした。
税金は、市民の皆さんが公平に負担していただくものです。市民の皆さんに不公平が生じないよう、収税課では、滞納者に対して厳正に対処していきます。
市税滞納額と収納率の推移
区分 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | 23年度 |
---|---|---|---|---|
課税額 (現年課税分) |
427億3,525万円 | 407億6,520万円 | 401億5,851万円 | 411億5,319万円 |
滞納額 現年課税分 |
10億604万円 | 9億5,643万円 | 7億2,875万円 | 6億7,348万円 |
滞納額 滞納繰り越し分 |
32億5,310万円 | 31億2,789万円 | 29億9,854万円 | 25億2,178万円 |
滞納額計 | 42億5,914万円 | 40億8,432万円 | 37億2,729万円 | 31億9,526万円 |
収納率 (現年課税分) |
97.6パーセント | 97.7パーセント | 98.2パーセント | 98.4パーセント |
滞納者に対しては、納税していただいている市民との公平性を確保するため、法に基づいて厳正に対処しています。市では滞納市税の解消のため、差し押さえ処分を強化しており、平成21年度からは滞納者宅の捜索をおこなって、隠している現金を探し出すほか、美術品、家具、大型家電、自動車などを差し押さえています。捜索により差し押さえられた動産は、指定期日までに滞納市税の完納がなければ、インターネット公売により売却し、滞納市税に充てられます。
その他にも、差し押さえの対象としている財産には、預貯金や給与、生命保険などがあります。平成23年度には1,123件の差し押さえを行い、約1億4,674万円が滞納市税に充てられています。
市税を滞納することは、津市にとって大きな損失になります。それは滞納された税金を徴収するために多額の費用がかかり、その費用も市税から支出することになるからです。貴重な市税を有効に活用するため、必ず納期内に納付してください。
市税の納付は、口座から自動的に納付できる、安心で便利な口座振替をご利用ください。納期ごとに納める手間が省け、うっかり忘れることもありません。
口座振替の申し込みは、市内の銀行、信用金庫、農協、労働金庫、郵便局で受け付けており、簡単に手続きできます。
市税のうち、市民税・県民税(普通徴収)、固定資産税・都市計画税、軽自動車税は、コンビニで納付できます。
バーコードが印字された納付書で、納期限内のものであれば、曜日や時間を気にすることなく、納付書の裏面に印刷されている全国のコンビニで納付できます。
納付書に書かれている税金の期別をよく確かめて、納付してください。
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