春の火災予防運動特集 平成25年2月16日発行(音声読み上げ)

登録日:2016年2月26日

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春の火災予防運動特集

2012年度全国統一防火標語
消すまでは 出ない行かない 離れない

春の火災予防運動期間 3月1日から7日

 3月1日から7日、全国一斉に春の火災予防運動が実施されます。
 冬から春へ季節が移り変わるこの時期は、空気が非常に乾燥して火災が発生しやすく、また強い季節風により、大火になりやすい時期でもあるので、火の元には十分気を付けましょう。
 

住宅火災の出火原因の上位は たばこ と こんろ

 昨年1年間に発生した火災の件数は127件で、このうち住宅火災は35件でした。
 出火原因は、1位の放火(疑いを含む)が21件、2位のたき火が12件でした。住宅火災の原因は、たばこが6件で1位、次いでこんろが4件で2位でした。
 

放火による火災を防ぐには

 放火による火災は、防ぎようがないと思われがちですが、いくつかの点に注意することで、放火されにくくすることができます。放火されないよう、また万一放火されても被害を大きくしないよう、次の点に注意しましょう。

  • 家の周りに外灯を付けるなど明るくして、燃えやすいものを置かない。
  • ごみは指定された日の朝以外に出さない。
  • アパートの階段や通路部分は整理整頓する。
  • 自転車やバイクのかごに物を置かない。
     

たばこによる火災を防ぐには

 たばこによる火災の原因は、喫煙者が火気管理を徹底しなかったことや、不注意によるものです。
 これらを防ぐため、次の点に注意しましょう。

  • 布団やシーツなどの寝具類やパジャマなどの衣類は防炎品を使用しましょう。
  • たばこは必ず灰皿のある場所で吸い、その周りは常に整理整頓しておきましょう。
  • 灰皿は、ふちが大きく深めのものを使い、いつも水を入れておきましょう。
  • たばこを捨てるときには、水を掛けるなど火が完全に消えていることを確認しましょう。
     

消火訓練や避難訓練に参加しましょう

 春の火災予防運動期間中は、市内の自治会や事業所、学校などで、防火に関する講話や消火器の取り扱い訓練などを行います。消火訓練を体験していなかった人が、実際の火災で初期消火に失敗し、負傷するケースも多くあります。これらの訓練などに積極的に参加して、一人一人が防火について考え、火災を出さない地域づくりを目指しましょう。
 

火災による死傷者数の推移

 平成20年以降に発生した火災による死傷者数の状況です。亡くなった人の多くは、住宅での火災によるものです。

年別火災による死傷者数
  火災による死者数 住宅火災での死者数 火災による負傷者数 住宅火災での負傷者数
平成20年 6人 6人 11人 7人
平成21年 6人 3人 13人 5人
平成22年 9人 7人 12人 8人
平成23年 5人 3人 13人 11人
平成24年 2人 1人 9人 8人

 

住宅用火災警報器の設置効果があった事例

 住宅用火災警報器により火災を早期発見することで、被害を抑えることができ、中には火災に至らずに済んだ事例も多くあります。
 設置効果があった事例の件数が年々増加しているのは、住宅用火災警報器設置の義務化に伴い、多くの住宅に住宅用火災警報器が設置されてきたためと考えられます。まだ住宅用火災警報器を設置していない場合は、自分自身や大切な家族を守り、隣近所に火災で迷惑を掛けないためにも、早急に設置しましょう。

設置効果があった事例件数

年別火災に至らなかった事例件数等
  火災に至らなかった事例件数 ぼや 部分焼 半焼 全焼 合計
平成20年 1件 0件 0件 0件 0件 1件
平成21年 1件 2件 0件 0件 0件 3件
平成22年 3件 1件 1件 0件 0件 5件
平成23年 2件 3件 1件 0件 0件 6件
平成24年 5件 1件 0件 1件 0件 7件

 

平成24年1月から12月の火災概況(津市消防管内)

火災種別ごとの件数

火災種別平成24年1月から12月の火災件数
火災種別 件数
建物火災 59件
建物火災のうち住宅火災 35件
林野火災 2件
車両火災 19件
その他の火災 46件
合計 127件

 

出火原因ごとの件数

出火原因別件数
出火原因 全火災における件数 住宅火災における件数
放火・放火の疑い 21件 3件
たき火 12件 0件
たばこ 10件 6件
火あそび 5件 0件
配線器具 5件 3件
こんろ 4件 4件
電気機器 3件 1件

不明・調査中、その他を除きます。


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