市長懇談記(2011年の開催状況)

登録日:2016年4月6日

 

市長懇談会の様子

とき

開催場所

内容

平成23年(2011年)
12月21日(水曜日)
14時55分~16時25分
津市久居庁舎4階
403会議室

【津市自治会連合会久居支部役員との懇談会】

津市自治会連合会久居支部役員の皆さんと1時間半かけて、じっくりお話をしました。
特に懸案となっている

  • 久居駅東側周辺地区の整備
  • ポルタ久居のテナント誘致
  • 久居総合支所の整備
  • 榊原地域の振興
について意見交換を行いました。

懇談の様子

懇談の様子

それぞれ難しい問題であり、これまでの経過を踏まえつつ、新たな段階に進むことが求められている課題でありますが、地域の皆さんと十分に意思疎通を図りながら、解決に向けて一歩一歩取り組みを進めてまいります。

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平成23年(2011年)
12月10日(土曜日)
15時~16時
津市津西会館
大会議室

【津西地区自治会関係者との懇談会】

今回は、津西地区の自治会長及び地域ボランティアの方々と、地域で取り組んでおられる活動の様子や地域の現状、課題などについて懇談させていただきました。
それぞれの自治会で日頃から感じておられる高齢化への対策、小学校施設の整備、災害時の避難所の増設、安心して通行できる道路整備や地区内のため池の維持管理等について、ご意見をいただきました。

懇談の様子

懇談の様子

私からは、災害時には地区外の方が避難に来る場合も想定できることから、避難所については見直しを進めており、しっかり取り組みたいこと、団地が大部分を占める地域には旧市街地とはまた違った特有の課題があるとこれまで懇談会を重ねてきた中から感じており、課題解決に向けた方策などについて今後も議論させていただきたいこと、コミュニティの自立や活性化への支援の在り方についてはもう少し議論が必要と感じていることから、大きな課題として受け止めていること、公園や側溝整備など身近な課題については、出来る限り迅速かつ丁寧にフォローさせていただきたいことをお答えしました。
また、地域内での空き家、放置家屋対策については、いくつかの自治会で問題を抱えておられることをお聞きし、現時点で市が対応できることには限界があるものの、解決に向けて市役所内部でも横断的な検討を行いたい旨をお伝えしました。
限られた時間の中、まだまだお話は尽きませんでしたが、今後もこうした機会をお持ちいただけたらと期待しながら懇談を終了しました。

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平成23年(2011年)
11月29日(火曜日)
9時~10時
津リージョンプラザ 2階
第3会議室

【三重大学医学部医学科2年生との懇談会】

三重大学医学部医学・看護学教育センター、市町村振興協会及び三重県の三者が、地域医療の確保、地域への医師の定着を目指し、三重大学における地域医療教育の充実に取り組まれており、わが市でも昨年度から医学部医学科の学生の実習を受け入れています。
本年度は、初めて医学科2年生との懇談の機会を設け、津市の医療や予防活動について意見交換をしました。
医学生の皆さんからは、「どんな医師を目指したいか」という思いを聞かせてもらい、子どもの頃や暮らしの中でハートに訴えかけるような経験(医師との出会い)があるのだ“医は仁術”であると感じました。
私からは、本市の喫緊の課題である「救急医療」について話をさせていただき、救急医療の課題は、医療機関と津市と市民が一体となって取り組んでいかなければならないことであり、また、市民の「健康づくり」については、一次予防(健康に暮らす)に力を入れた健康づくり活動や、医師会等関係機関との協力連携の重要性についてお伝えをさせていただきました。

懇談の様子

懇談の様子

また、東海、東南海、南海地震災害時の医療体制についての質問の中でも、堤防の強化と市民一人ひとりの意識改革の大切さについてもお話しいたしました。
最後に、この先4年後に医師になられた時には、地域の医療や行政もまた変化していることと思います。皆さんには、ぜひ地域に関心を持ちこの三重の地で医師として活躍していただくことを心待ちにしています。

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平成23年(2011年)
11月19日(土曜日)
19時~20時30分
藤水出張所2階
和室

【藤水地区自治会関係者との懇談会】

今回は藤水地区の自治会長及び民生委員の皆様と藤水地区におけるまちづくりの課題等について懇談いたしました。
懇談では、自治会から市へ提出した要望書の回答について、文書だけでは進捗状況がよくわからず地元の理解が得にくいとのご意見があり、私からは、「自治会の定例会を開催される際に、市職員をお呼びいただき、地域と行政が密になる機会を設けるようにしたい。」との提案をさせていただきました。
また、地区内の道路整備、ごみの収集方法、地域の拠点施設整備についての要望など、日頃自治会活動や民生委員の活動の中で市に対して感じてみえる事柄を率直にお話しいただきました。

懇談の様子

懇談の様子

特に、今後予想される東海、東南海地震等の発生による津波対策として、堤防の改修整備を急いでほしいとのお話があり、私からは、県、国に早期の実施を要望していくと同時に、万一の際の具体的な避難方法などをまとめた地域防災計画津波対策編(案)を策定したこと、さらに避難ビルの指定についても引き続き取り組んでいくことなどをお伝えしました。
最後に、「合併して6年目を迎え、今後は合併後10年までの期間の中で、一体感のあるまちづくりに向けて取り組むべき課題はまだまだ多いが、一方で各地域のあり方について見直し、整理していくことも必要な時期に来ている。出来ることから1つでも、2つでもしっかりと行っていきたい。」という思いを述べ、懇談を終了しました。

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平成23年(2011年)
11月18日(金曜日)
19時~20時30分

津市南が丘会館
和室

【南が丘地区自治会関係者との懇談会】

今回は、南が丘地区の自治会長をはじめ関係団体の方々と、地域で取り組んでおられる活動の様子や今後の課題について懇談させていただきました。
懇談では、津波対策としての避難所の見直しや通学路の安全確保、学校施設やコミュニティ施設といった公共施設のあり方についてのご提言など、日頃皆さんが感じておられることについて率直なご意見をいただきました。
また、自主防災会を中心に非常に高い意識を持って防災対策に取り組んでおられますが、これからの防災計画は地区単位ではなく市全体で考えるべきであるというご意見や有事の際の市の対応には限界があり、普段から自治会にある程度任せることも必要ではないかというご意見をいただきました。

懇談の様子

懇談の様子

私からは、防災対策が「終わりのない」継続して取り組むべき大変重要な課題であり、いざというとき行動すべき順序と優先順位を明確にしておくための防災計画策定の作業を鋭意進めていることや、合併後5年が経過し、今も10の市町村の一体感をつくりあげるための事業を進めている途上にあるものの、一方で、それぞれの地域のあり方を検討し直す時期に来ているように感じていることなどをお話ししました。
南が丘地区では、地域の各団体がうまく連携してまちづくりの活動を行ってみえることに感謝を申し上げるとともに、南が丘地区の恵まれた地域資源を活用し、さらに住みやすい文化的なまちづくりを進めていただくため、市としても協力していきたいことをお話しし、懇談を終了しました。

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平成23年(2011年)11月1日(火曜日)
10時~12時
津市倭公民館
ホール

【有限会社 白山地域おこしの会との市政懇談会】

市政懇談会の第10回目として、白山地域で活動されている「有限会社 白山地域おこしの会」の皆様と懇談いたしました。
白山地域おこしの会は、白山地域の農業や農家を元気にしようと熱意ある地元の方々により設立された団体で、平成17年4月にオープンした同団体が経営する直売所「白山ぬくいの郷」では、地元の新鮮な野菜や豆腐、漬物やお菓子、民芸品などを販売しています。
懇談会に先立ち、「白山ぬくいの郷」を見学しましたところ、直売所には、地元の方が丹精込めて作った新鮮な農産物をはじめ、地元産の大豆を使ったこだわりの豆腐など数多くの品々が並んでいて、利用される方々から大変好評を得ているとのことでした。
見学後の懇談では、直売所の売りである新鮮さを大切にしようと厳しい品質チェックを行ってきたことで、信頼を得て顧客が増加してきたことや、この施設が単なる販売所ではなく地元のコミュニケーションの場として日々賑わっていること、そして、この直売所の事業が、農業を営む高齢者の生きがいづくりや荒れていく農地を守ることに繋がっていることをお聞きしました。

懇談の様子

懇談の様子

私は、皆様の地域を良くしていこうという強い思いやそれを実現してきた行動力に敬意を表しながら、「白山ぬくいの郷」が、新鮮で生産者の顔がみえる安心、安全な農産物などを提供する場所として、その価値をさらにPRするために市のホームページを活用してはどうかと提案したほか、地域の農業振興にとって地元の農産物を売ることは非常に重要ですので、農産物のPRなどについて、白山総合支所をあげて応援するとお伝えし、懇談を終了いたしました。

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平成23年(2011年)
10月26日(水曜日)
19時~21時
津市豊が丘会館

【津市自治会連合会津支部豊が丘地区自治会連合会との懇談会】

今回は「輝く地域づくり」をテーマとする第9回目の市政懇談会として、津市自治会連合会津支部豊が丘地区自治会連合会の皆様と懇談いたしました。
豊が丘地区自治会連合会は、5つの自治会で構成され、2,200を超える世帯数を有する団地の自治会連合会で、青色回転灯装備車両を活用した防犯活動や交通安全活動のほか、スポーツ・文化活動の活性化にも取り組まれているなど「豊が丘の夢」の実現に向けた活動を行っています。
懇談の中では、地域の高齢化に配慮したコミュニティバス等の公共交通機関の在り方や団地内にある津市豊が丘会館の新たな管理・運用方法などについて、具体的で建設的な御意見をいただきました。
特に豊が丘の住居表示や町名変更については、この地区を訪れる方々がバスなどを利用するときに分かりやすくなるのはもちろん、団地に住んでいる方々の更なる一体感の醸成にも期待できるという熱い思いを言葉にされていました。

懇談の様子

懇談の様子

私は、連合会の役員の皆様をはじめとする地域の方々の積極的な活動に深く感謝するとともに、皆様から「市と地域が連携して地域のまちづくりを進めていくためには、対話を重ねていくことが必要である。」との御意見をいただいたことから、私が掲げる「対話」と「連携」の取組の必要性を改めて実感いたしました。
そして、私からは、「地域によって課題は異なりますが、豊が丘地区は、団地造成から30年経過して、これからしていかなければならない課題が比較的はっきりしており、他の団地においても共通となる部分が今後出てくると思いますので、モデルとなるような団地らしい施策を実施するのがいいのではないか。」と提案し、懇談を終えました。

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平成23年(2011年)
10月18日(火曜日)
14時~16時
津市安濃中央総合公園内体育館
会議室

【NPO法人 あのうスポーツクラブとの市政懇談会】

この日は、市政懇談会の第8回目として、安濃地域で活動されている「NPO 法人 あのうスポーツクラブ」の皆様と懇談いたしました。
あのうスポーツクラブは、「いつでも、どこでも、誰でも気軽にスポーツを楽しめる環境づくり」に取り組まれており、生涯スポーツの振興のほか、スポーツを通した、子ども達の健全育成や住民の健康と体力の増進、交流のまちづくりに寄与することを目的として、イベントやスポーツ教室の開催、安濃地域のスポーツ施設の管理・運営などを担っています。
クラブの皆様からは、スポーツ教室における指導の在り方の難しさや、合併前は活発に活動していたスポーツ団体が弱体化してきていることなど、日々の活動の中で感じていることや問題意識についての率直な思いや考えをお聞きいたしました。
また、安濃地域には、体育館や野球場だけでなく、フットサルコートや多目的に使用できるグランドなど様々な施設が集中していることから、その活用方法についてのアイデアや効率的な管理方法などについての御提案もいただきました。

懇談の様子

懇談の様子

私からは、安濃地域のみならず北部エリアのスポーツをしっかり支えていただいていることに感謝を申し上げるとともに、当クラブの活動が市のモデルケースとなるよう今後も取り組みを進めていただきたいことや、当クラブがこのほど安濃中央総合公園内体育館ほか7施設の指定管理候補者に選定されたことから、施設の更なる有効活用についての提言をいただきたいことなどをお願いしました。
また、情報発信を高めていく方法として、市のホームページの活用のお話がありましたので、他の地域での市政懇談会でも同様なお話があり、既に御活用いただいていることを御紹介いたしました。
今後の当クラブの活躍に期待が膨らむ懇談となりました。

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平成23年(2011年)
10月11日(火曜日)
15時~16時
津市役所本庁舎4階
庁議室

【津市市政相談員との懇談会】

行政相談委員は、行政相談委員法に基づき総務大臣からの委嘱を受け、国の行政活動全般に係わる相談などを受け付け、その解決のための助言や関係行政機関に対する通知等の仕事を無報酬で行っている方々で、全国の市町村に配置されています。
しかし、受ける相談の内容については、国の行政活動に関するものだけでなく、市町村など地方公共団体の業務に関する相談も多く寄せられていることから、市政に関する相談に関しても正式に受け付けることができるよう市の相談員として制度化してほしい旨の御要望を委員の皆様から頂いておりました。
そこで、このほど津市市政相談員設置要綱を制定し、総務省三重行政評価事務所の協力も頂きながら、津市の区域を担当されてみえる12名の行政相談委員の皆様に「津市市政相談員」をお願いいたしました。
当日は、私からお一人お一人に委嘱状を手渡した後、相談員の皆様と今後の連携方策などについて懇談いたしました。
懇談の中では、行政相談そのものが市民にまだまだ認知されていないため、今回の委嘱を機に啓発活動の充実を図る必要があることや、津市との連携だけでなく、社会福祉協議会などの関係団体との連携も大切であるとの御意見をいただきました。

懇談の様子

懇談の様子

私からは、市政相談員の制度について市の全職員に周知していくことや、相談員の皆様が受け付けていただく津市政への意見、要望、苦情等については、津市として責任を持って対応していくことをお約束するとともに、相談業務に関し社会福祉協議会などの福祉関係団体との懇談の場を設けてはどうかと提案させていただきました。
また、行政相談委員の皆様には、今回市政相談員を委嘱するに当たり、国と同様無報酬でお引き受けいただいたことについて、心から敬意を表し感謝を申し上げました。
最後に、皆様からこういう懇談の機会を今後も持ってほしいとのお声をいただき、私としましても、市民の皆様から相談員の方々に寄せられた相談内容等を直接お聞きするよい機会として是非またこのような場を設けたい考えであることをお話し、懇談を終えました。

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平成23年(2011年)
10月12日(水曜日)
14時~16時
津市役所芸濃庁舎2階
大会議室

【げいのうまちづくり協議会との市政懇談会】

市政懇談会の第7回目として、芸濃地域で活動されている「げいのうまちづくり協議会」の皆様と懇談いたしました。
市町村合併の動きが出始めた平成13年に、芸濃地域のまちづくりについて調査研究、検討するために発足した「芸濃町まちづくり検討委員会」に端を発し、合併直後の平成18年度に「芸濃地域まちづくり研究会」、平成21年度からは「げいのうまちづくり協議会」として再編成され、現在「安全・安心のまちづくり部会」、「環境のまちづくり部会」、「学びのまちづくり部会」、「健康・福祉のまちづくり部会」、「広報・研究部会」の5つの部会に分かれて幅広い活動を行っています。
各部会長の皆様から、それぞれの活動内容や協議会全体で「輪」、「話」、「和」の3つの「わ」が広がるまちづくりを基本理念に据えて地域の活性化に取り組んでいることなどをお聞きし、まちづくりへの関心が高い地域であるという印象を受けました。

懇談の様子

懇談の様子

懇談では、地域に密着する道路整備や小学校の統廃合に伴う課題、芸濃地域における観光資源のPRなどに関する御意見を頂いたほか、芸濃地域に高速道路のインターチェンジがあるという交通アクセスの利点を生かしたまちづくりや大規模災害の発生時において芸濃地域が果たせる役割などについても意見交換を行いました。
私からは、非常に幅広い活動をされている協議会の方々に感謝をしつつ、今後の地域づくりには、住民の皆様自身が住みやすい地域とはどのような地域であるかを考え、そして、どのような地域特性にフォーカスを合わせ、その特性をどのように伸ばしていくのかということが重要であると申し上げました。
こうした観点に立った皆様との対話と連携のもと、今後の協議会の更なる活動の展開が期待される懇談となりました。

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平成23年(2011年)
10月3日(月曜日)
13時30分~15時
 
香良洲公民館2階
研修室

【津市自治会連合会香良洲支部、馬場区獅子舞保存会並びに香良洲地域地産地消促進研究部会との市政懇談会】

この日は、市政懇談会の第6回目として、香良洲地域で活動されている「津市自治会連合会香良洲支部」、「馬場区獅子舞保存会」並びに「香良洲地域地産地消促進研究部会」の皆様と懇談いたしました。
津市自治会連合会香良洲支部は、普段の自治会活動に加え、毎年の豊漁豊作を祈願する郷土色豊かな奉納踊りである「宮踊り」の継承にも取り組まれているほか、特に今は、20年に一度の香良洲神社の遷座に向けて行う「お木曳」を再来年(平成25年)に控えていることから、その準備にも地域一体となって取り組まれています。
馬場区獅子舞保存会は、地元有志による獅子舞を継承していこうと、記録保存や資材の修理など、伝統文化の保存に力を注いでいます。
香良洲地域地産地消研究促進部会は、地域ブランドの振興を図るべく後継者の育成や地域の活性化に取り組まれており、その一環として小学生の梨栽培の体験学習も実施しています。
懇談の中では、皆様に「地域の伝統文化を守りたい」、「地域ブランドの梨などを大切にしながら地域の活性化を図っていきたい」という思いがあるものの、地域の高齢化が進み、後継者づくりが難しいということをお聞きしました。
また、香良洲地域の方々は、地震や津波など防災面での意識が非常に高いが、子どもたちへの津波等の防災訓練を充実するなど、地域の子どもたちの防災への意識をもっと高めていってほしいという意見も頂きました。

懇談会の様子

懇談会の様子

私からは、20年前のお木曳に関する記録が残されているものの記録媒体も年々変わってきていることから、20年後に向けて情報が劣化しにくい電子的な方法で記録を残すとともに、そのダイジェスト版を津市ホームページ等で公開するなど、若い世代に伝えていく機会を設けてはどうかとお話ししました。
また、子どもたちの防災意識を高めることにつきましては、市としても教育委員会と協議し取り組みを進めていきたいとお答えしました。
最後に、これからも地域の方々の思いや情熱をしっかりと受け止め、それぞれの役割を果たしていくことで、伝統文化の継承、地域振興など、香良洲地域の活気あふれるまちづくりにつなげていき、そして、それが津市全体の活性化に結び付けていければという思いをお話し、懇談を終えることとなりました。

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平成23年(2011年)
9月29日(木曜日)
10時~12時
美杉総合開発センター2階
大集会場

【美杉地域まちづくり推進連絡協議会並びに美杉自治会連合会との市政懇談会】

今回は第5回目の市政懇談会として、「輝く地域づくり」をテーマに、美杉地域で活動されている「美杉地域まちづくり推進連絡協議会」並びに「自治会連合会美杉支部」の皆様と懇談いたしました。
美杉地域まちづくり推進連絡協議会は、美杉地域の自立的なまちづくりの効果的な推進を図るため、地域内に組織されている各協議会等の連絡・連携を促進し、美杉地域が一体となって、地域の集落維持と活性化をめざすことを目的に活動している団体で、総会員数は14団体、468人です。
自治会連合会美杉支部は、7地区の自治会連合会の代表者で構成され、地域の自主的活動はもとより、行政にも多大な御協力をいただくなど、美杉地域の諸問題への積極的な取組を行っています。 
皆様との懇談を進める中、日頃から地域の方々が地域の課題について様々な観点で考えていることを知り、そして、特に国道368号の整備、災害・防災対策、獣害対策、過疎化・高齢化に対応する地域の活性化が美杉地域の早急な課題であるということを強く感じました。

懇談会の様子

懇談会の様子

私からは、国道368号の整備について他市とも協議し三重県へさらに要望していくことや、獣害については具体的なデータにより、他の地域の方々にもその重大さについて認識していただくよう努めていくことをお伝えしました。
また、災害時等における防災無線による情報伝達の改善や地域に合った交通政策についても研究していくこと、地域活性化については、例えばスギタケのような特産品の新たな開発だけではなく、昔からの特産品の活用についても工夫していくことが必要だということもお伝えしました。
今後も総合支所や出張所が最前線であるという認識のもと、地域の方々と協力し地域に合った手法で取り組んでいくことが大切であるという共通の思いを抱くことができた懇談となりました。

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平成23年(2011年)
9月17日(土曜日)
15時~17時

三重大学共通教育棟1号館4階
419講義室

【第4回三重大学歴史都市研究センター例会】

第4回三重大学歴史都市研究センター例会にご案内いただきましたので、約30人の参加者とともに、「城跡の復元と整備」や「大河ドラマと地域おこし」のお話を伺いました。
松島悠氏のお話から、城郭建築の復元が平成に入ってからは天守よりも櫓や御殿の復元が多くなっていることを学びました。また、城の復元は観光目的ではなく、城の本来の役割に着目すべき、例えば、櫓はもともと倉庫にしか使っていなかったので、防災備蓄倉庫や文書庫として使う目的で復元することを考えてはどうか、というご提言がありました。
次に、藤田達生センター長から、大河ドラマの地域振興への効果についてお話を伺いました。

例会の様子

例会の様子

私からは、中央公民館と社会福祉センターの津センターパレスへの移設構想案を説明し、この案は内堀跡である旧津警察署跡地に公共建築物を建てないことを勧められていたことを受けての解決策であり、津城を大切にする気持ちは皆さんと異なるところはないことなどを申し上げました。
藤堂高虎公や津城の史料を広く市民、県民に見ていただくよう工夫していきたいと思います。

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平成23年(2011年)
8月24日(水曜日)
16時30分~17時30分
津市役所本庁舎4階
庁議室

【学校教育関係者との意見交換会】

この日は、津市PTA連合会の原田浩伸会長や津市私立幼稚園協会の山中理会長にご参加いただき、「今後の学校教育の在り方」と題して、教育長や教育委員などの学校教育関係者も交えた意見交換を行いました。

懇談会の写真

懇談会の写真

今回は「学校と地域のパートナーシップ」、「子どもたちの気づき」、「ディスカッションの重要性」の3つをキーワードとして意見交換を進めました。
まず、「学校と地域のパートナーシップ」については、学校と地域がお互いの立場を理解し尊重した上で、それぞれの役割を果たすことにより「子どもたちがよりよく育った」と言えるような教育環境を創っていくことが肝要であると感じました。
2点目の「子どもたちの気づき」については、中学生が職場体験を通じて学校では得られなかった「気づき」を得ていく事例が紹介され、子どもたちが普段とは違った環境から得たその「気づき」は、子どもたちの成長にとって、とても重要なステップであり、教育の基本ではないかと思いました。
3点目の「ディスカッションの重要性」では、教育における日本とオーストラリアとの比較から、「日本では、子ども同士のディスカッションが少ない」点があげられ、子どもたちが何かを議論し、それを通して「自己を表現する力を養っていくこと」は、今後の教育において重要な課題だと感じました。
今回の意見交換では、幼稚園や小学校、中学校などの教育現場の実情をお聞きすることができたほか、津市私立幼稚園協会の会長からオーストラリアの教育についての視察報告も伺い、「やはり施策推進の答えは、現場にある。」と再認識いたしました。

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平成23年(2011年)
8月12日(金曜日)
13時~14時30分
とことめの里一志
会議室

【平田地区コスモス管理組合並びに一志町地産地消子どもの元気づくり協議会との市政懇談会】

第4回目となる市政懇談会は、一志地域で活動されている「平田地区コスモス管理組合」と「一志町地産地消子どもの元気づくり協議会」の皆様の元へ伺いました。
「平田地区コスモス管理組合」の皆様は、とことめの里周辺の休耕田にひまわりやコスモスなどの花を咲かせ、季節を感じ取れる景観づくりを行うとともに、地域住民の憩いの場づくりをされています。
「一志町地産地消子どもの元気づくり協議会」の皆様は、地域の子どもたちに農業や食について考える機会を持ってもらおうと、農業体験、小学生を対象にした農産物を使った食の体験、中学生を対象にした弁当づくりを行っています。
「平田地区コスモス管理組合」の皆様からは、ホタルが飛び交う空間づくりなどにも取り組んでいるが、さらに新しい取組みにチャレンジしていきたいとの思いをお聞きしました。「一志町地産地消子どもの元気づくり協議会」の皆様からは、農業や食育について子どもたちが理解を深め、大人になったとき自分の子どもに伝えていければという思いがあることをお聞きしました。また、広報津などを活用して、地域の情報発信を行っていきたいとの御意見をいただきました。

懇談会の写真

懇談会の写真

私からは、地域の活動がさらに広がるよう、好評を得ている「とことめの里」、特産である「一志米」などの地域資源に、コスモスやひまわり、そして、一志地域の子どもたちの農業と食に対する高い理解など、様々な付加価値を加えていただきたいと申し上げました。また、タイムリーに地域の様々な情報を発信する手段として、市ホームページの活用を提案いたしました。
懇談の中で、「平田地区コスモス管理組合」、「一志町地産地消子どもの元気づくり協議会」の皆様から、双方の取組を連携させていくことが重要であるとの御意見や、とことめの里を拠点にした活動を活発化させていきたいとの御意見が出されました。
皆様の前向きな姿勢に改めて感謝いたします。

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平成23年(2011年)
8月9日(火曜日)
13時~15時
津市役所美里庁舎2階
会議室1

【ふるさと愛好会並びに南長野12志会との市政懇談会】

この日は「輝く地域づくり」をテーマとした市政懇談会の第3回目として、美里地域で活動されている「ふるさと愛好会」と「南長野12志会」の皆様と懇談いたしました。
「ふるさと愛好会」の皆様は、毎年ジャンボ干支を作成し地元の神社に奉納されてみえます。お正月に訪れる方々の笑顔のためにと、これまで製作されてきた干支は26体を数え、毎年、県内外から多くの方が見物に来ています。
「南長野12志会」の皆様は、地域のためにと「蕎麦(そば)づくり」による、まちおこしに取り組んだのがきっかけとなって集まり、現在はイルミネーション製作をメインとして活動し、そのスケールの大きな作品を一目見ようと毎年多くの方が会場を訪れています。

懇談会の写真

懇談会の写真

懇談の中で特に印象的だったのは、皆様から頂いた「誰かにやらされているのでなく、自分たちが本当にやりたいことをやるという共通の思いがあったからこそ、今日まで活動を継続できている。」という言葉でした。この言葉から地域を活性化させたいという熱い思いが伝わってきたと同時に、それぞれの活動を本当に楽しまれていると感じました。
また、どちらの会からも活動を続けるに当たっては、後継者問題のほか、イベント規模の拡大による交通渋滞や駐車場の問題なども抱えていることをお聞きしました。
私からは、津市のホームページ等を利用した情報提供による地域のネットワークづくりなどを提案しましたところ、「津市全域の情報ももちろんだが、美里地域に限ったローカルな情報発信も同時に行っていければ、今後の美里の活性化につながるのではないか。」という御意見などをいただきました。
 

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平成23年(2011年)
8月5日(金曜日)
15時45分~17時15分

津市役所本庁舎4階
庁議室

【津市私立幼稚園協会との懇談会】

津市私立幼稚園協会の11園の皆様と、これからの津市の幼稚園教育について意見交換しました。
義務教育への就学前教育として、よりよい幼児教育の推進を目指しているという点では、私立幼稚園も公立幼稚園も思いは同じで、今後も相互に連携して、情報交換や意見交換を重ねていくこととなりました。
懇談の中では、近年の私立幼稚園の閉園の状況や、特別支援教育への取り組みの難しさ、小学校教育との連携、あるいは中長期の幼児教育のビジョンの共有など、私立幼稚園の課題をお聞きしながら、津市の未来を担う子どもたちの幼児教育を推進していくうえで、公立と私立が一緒になって取組んでいくことの必要性を強く感じました。

懇談会の写真

懇談会の写真

懇談会の写真

公立も私立も幼児教育の振興という面では同じ方向を目指しています。しかしながら、「経営」という面からみると行政とは立場が異なります。
そこで、私としては、これからの議論を深めるために、「教育振興」「経営」「行政」のそれぞれの視点から議論を進めていくことを提案しました。そうすることによって、もっと連携を深めなければならない問題や、お互いが切磋琢磨して課題克服のために努力しなければならない論点がはっきりし、これまで以上に効果的で有効な連携が進むと思います。教育は、津のまちづくりの原点であると再確認できた有意義なひとときとなりました。

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平成23年(2011年)
8月4日(木曜日)
13時30分~15時30分
津市役所河芸庁舎1階
防災研修室

【ボランティアグループ 河芸「江」の会との市政懇談会】

今回は第2回目の市政懇談会として、「輝く地域づくり」をテーマに、ボランティアグループ 河芸「江」の会の皆様と懇談いたしました。長谷川正廣会長をはじめ会員の皆様は、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の放送を契機に同会を発足させ、全国からお越しいただくお客様に、「江」ゆかりの伊勢上野城を中心とした観光案内を実施しながら地域の活性化に取り組まれています。見知らぬ土地を旅することは、実に楽しいものです。初めて目にした旅先の美しい自然や歴史、あるいは楽しい思い出など、目に映る全てのものが新鮮で、思い出はいつまでも心に残ります。旅にはもう一つ大きな魅力があります。それは、温かいおもてなしの心との出会いです。さり気なく心のこもったおもてなしや見送りを受けた旅は、いつか再びここを訪れたいという気持ちになります。「一期一会」といいますか、会員の皆さんは、きっとこのような心で、日々活動していただいていることとお察しします。
日頃の活動に、深く敬意を表します。

懇談会の写真

懇談会の写真

さて、懇談の中では、活動の状況のほか伊勢上野城のPRや整備について、また地元河芸をはじめ、津市の観光振興のあり方等を話し合いました。私からは、皆さんの熱心な活動に感謝しながら、新たな展開として歴史街道でつなぐ伊勢上野城と他の観光資源との連携のほか、河芸の図書館や公民館に展示の歴史的資料の効果的な活用などを提案し、今後も「江」の会の活動を続けていただきたい旨をお伝えしました。会の皆様からも「お越しいただいた皆さんが口々によかった、ありがとうという言葉をいただくのが一番うれしい」、「地域の歴史を再発見しながら今後も伊勢上野城を中心に河芸地域をPRし、会の活動を継続展開していきたい」との力強い言葉をいただき、有意義な会議を終えることとなりました。

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平成23年(2011年)
7月26日
(火曜日)
13時30分~15時30分

榊原温泉 清少納言2階
会議室

【榊原温泉振興協会との市政懇談会】
 
私の市政運営のモットーでもあります「対話」と「連携」のまちづくりを進めるには、その地域の皆様方のもとに出向き、地域の課題などについて直接対話し、意見交換や情報共有を図る必要があるとの思いから、市内の各地域で市政懇談会を開催していきますが、今回はその第1回目として、「輝く地域づくり」をテーマに、榊原温泉振興協会の関係者の皆様と懇談いたしました。

懇談会の写真

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同協会の小瀬古会長をはじめ、参加いただいた役員や関係者の皆様からは、榊原温泉を核とした地域づくりを進めるにあたっては、次のような課題があるということをお聞きしました。

  • 榊原分遣所の跡地利用
  • 風車と榊原地域をつなぐ県道の改修
  • 榊原温泉の内外へのPR
  • 榊原サミットへの参加
  • 耕作を放棄した土地の利用
  • 猿、猪、鹿などの獣害
特に温泉に関しましては、私の民間での勤務経験からの考えも交えながら、今後の湯の瀬の在り方について議論しました。
また、地域のPRや活性化の具体策についても御意見をいただき、さまざまなアイデアをお持ちいただいていることが分かりましたので、私からの提案として、津市の榊原振興に関するいろいろな支援の内容について、これまでの取組にとらわれずに見直すなど、守りに入らず、新しい感覚でアイデアをお出しいただきたい旨をお伝えしました。
最後に、この懇談はこの場だけで終わるものではなく、本日議論し合ったことを進めていけるよう、今後も地域と久居総合支所がコミュニケーションをとりながら継続していきたい旨をお伝えしたところ、会長から今後も地域、行政が一丸となって活性化していけるよう進めていきたいとの言葉をいただきました。

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平成23年(2011年)
7月25日
(月曜日)
15時30分~16時20分

 

津市役所本庁舎4階
応接室

 

【津市自治会連合会長との懇談】

津市自治会連合会の中川幹夫会長と、今後の自治会との情報交換等の在り方について懇談いたしました。
「対話」と「連携」のまちづくりを進めるにあたっては、地域に根ざした団体である自治会とのまちづくりに関わる意思疎通、情報交換の場が必要であるとの思いからです。
中川会長からは、共通の地域課題について情報交換できるよう、地区自治会連合会単位での懇談が最も妥当であること、要望・陳情の場とせず建設的な意見交換の場とすること、自主防災会との関係に留意することとの申し出があり、了承いたしました。
私からは、懇談の結果は公開していくこと、また、地区自治会連合会の皆さんが集まる機会に、お招きいただけるのなら、日程等の都合にもよりますが、形式にとらわれることなく、自然体で、訪問したい旨をお伝えいたしました。
中川会長からは、津市自治会連合会へ私の意向を伝えるとの言葉をいただきました。
自治会と行政がお互い成長できるような機会を持つことが重要であるとの認識で一致し、より一層、「対話と連携」のまちづくりを進めることの大切さを痛感いたしました。

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