迅速な消火活動が実施できるように、900~1,800リットルの水槽を積載している車両です。すべての署所に配備されています。
また、遠くまでスムーズにホース延長ができるホースカー、高所で活動するための三連はしご、ドアやシャッターを切ることができるエンジンカッターなど、火災だけでなく、様々な災害に対応できる資機材も積載しています。
火災現場の近くに消防水利がない場合でも迅速な消火活動が実施できるように、5,000~8,000リットルの水槽を積載している車両です。
後方から最前線の消防車へ消火活動に必要な水を送ったり、また、飲料水用の蛇口を取り付け、給水車として使用したりすることができます。
ガソリンなどの危険物火災に対応できるように、500リットルの消火薬剤、1,300リットルの水槽を積載している車両です。危険物火災は消火薬剤と水を混合した泡状のものを放水することで消火を行います。
また、建物火災等の一般火災に対応する圧縮空気泡消火装置(CAFS)を搭載した車両も導入しています。CAFSで混合される泡は環境に与える影響が非常に少なく、高い消火能力を有する上、水の使用量を抑えることができます。
あらゆる救助に必要な資機材を積載している車両です。
事故車両のドア等を切断したり、開放したりすることができる油圧器具、重量物を持ち上げることができる空気式マットなど、種類は約100以上に及びます。
また、車両にはクレーンやウインチも搭載されています。
高層建築物での火災等に対応できるように、30メートル級や45メートル級のバスケット付きはしごを搭載した車両です。
30メートル級はおおよそ9階まで、45メートル級はおおよそ13階までの建物に対応することができ、ビルの高層階に取り残された人の救出や高所からの消火活動などを行います。
大規模な火災や集団災害等が発生したとき、指揮支援拠点として、隊員の活動拠点として活用する車両です。
無線機、テレビ等の設備のほか、シャワー、トイレ、レンジフードなどの生活に必要な設備も搭載されています。
また、車両右側に1.5メートル、左側に0.6メートル拡幅し、最大8人まで宿泊することができます。
災害現場で、現場指揮本部として出動隊の指揮活動を行う車両です。
無線機などを使用して、通信指令課と情報のやりとりを行います。
水難救助に対応するための資機材を中心に積載しています。また、隊員の活動拠点としても活用できる車両です。
ウェットスーツ、シュノーケル、空気ボンベなどの潜水用資機材のほか、6人の乗りのゴムボートや船外機なども積載しています。
事業所への予防査察、地域への火災予防広報、防災指導などに使用する車両です。
また、災害発生時に人員や資機材の搬送などにも使用します。
救急救命士が高度な処置を行うことができる資機材を積載している車両です。
重篤な不整脈を除去するための半自動除細動器、気道や静脈路を確保するための器具、走行時の振動を軽減する防振架台など、様々な資機材が積載されています。