津市では、休日や夜間の急な発熱、腹痛、下痢などの症状で困ったときのために、市内医師会などの協力を得て、津市休日応急・夜間こども応急クリニック、津市久居休日応急診療所、津市夜間成人応急診療所の3つの応急診療所を開設しています。
現行の津市夜間成人応急診療所については、平成19年11月1日に津リージョンプラザ内へ暫定的に開設した施設となっていることから、市民が休日や夜間において安心して受診できる新しい応急診療所を平成29年度の早期供用開始を目指して整備します。
(仮称)津市応急クリニック・教育委員会庁舎の完成予想図(応急診療所は1階部分)
285㎡程度
市の中心部で二次救急医療機関とも連携が取りやすく、市民の利便性の高い場所である旧県営住宅跡地に開設します。
診察室は、年末年始等の繁忙期に対応するため、2室を確保し、現行の津市夜間成人応急診療所で実施していない心電図検査等が可能な処置室を1室確保するなど、機能の向上を図ります。
急病で受診する市民の皆様がゆったりと待っていただけるよう、また、受診者が多くなる年末年始等の繁忙期にも対応できるよう、十分なスペースを確保します。
感染症の流行期又は新型インフルエンザ等にも対応できるよう、診察室2室とは別に特別診察室を設置します。入口、待合室及びトイレについても一般患者用とは別に配置し、感染防止に努めます。
平成25年4月23日 |
本市の3つの応急診療所の現状と救急医療が抱える問題を踏まえ、市民が休日や夜間に安心して受診できる新たな応急診療所の整備に係る具体的な方策を検討するため、津市応急診療所整備検討会を設置(全8回実施) |
平成25年9月19日 | 当該検討会から「新たな応急診療所開設に関する提言書」が提出 |
平成26年度 | 当該提言書を踏まえ、公益社団法人津地区医師会、公益社団法人久居一志地区医師会及び一般社団法人津薬剤師会等(以下「医師会等」という。)と協議し、意見の反映を図りながら、新たな応急診療所に係る基本設計を実施 |
平成27年度 | 医師会等と協議し、意見を図りながら、新たな応急診療所に係る実施設計を実施 |
平成28年度 | 建設工事に着手 |
平成29年度 | 供用開始予定 |