津市教育委員会では、特別な支援を必要とする子どもたちの自立や社会参加に向けて、子どもたちの特性に応じた教育支援の充実を目指し、各関係機関と連携を図りながら教育研究支援課教育支援担当を中心に、特別支援教育を推し進めています。
「特別支援教育」とは、障がいのある子どもたちの自立や社会参加に向けた取り組みを支援するという視点に立って、一人一人の教育的ニーズを把握し 、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善したり克服したりするために、適切な指導および支援を行うものです。
「特別支援教育」は、これまでの特殊教育(障がい児教育)の対象となっていた障がいだけでなく、知的な遅れのない発達障がいも含め、特別な支援を必要とする子どもたちが在籍する全ての学校で実施されます。
発達の遅れや障がいなどで特別な教育的支援が必要な子どもたちを対象に、就学についての相談を行っています。子どもたちの就学先や必要な支援について、専門的な知見を踏まえ保護者と一緒に考えていきます。
津市教育研究所(津市観音寺359、三重大学・津市子ども教育センター内)に専門の相談員を配置し、子どもたちの生活や学習上の悩みなどについての相談を受け付けています。
「ことば数が少ない」「発音がはっきりしない」などの困り感を持つ年長の幼児を対象として、津市立神戸小学校内に教室を設置し、指導をしています。
子どもたちの特性に応じた学習支援を行う通級指導教室を「修成小学校」「白塚小学校」「育生小学校」「村主小学校」「一志西小学校」「豊里中学校」の6校に開設しています。通級指導教室とは、小中学校の通常の学級に在籍している子どもたちに個々の実態や状況に応じた特別な指導を特別な場で行う教育形態です。
乳幼児については保健師、保育士、教員などが相談に応じ、子どもたちの様子に合わせて途切れのない支援を行っています。
乳幼児から青年期のライフステージを通して、関係機関が正確な情報を共有し、継続的な支援が受けられるように、発達と成長の記録を一冊にまとめるためのものです。発育・発達に心配なことのある保護者で、希望する人にお渡しています。
教育研究支援課教育支援担当
電話番号 059-229-3243
ファクス 059-229-3017