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昭和27年7月4日に認可を受け、今年で65周年を迎えるボートレース津は、この節目に地方公営企業法を財務適用し、現金主義会計から資産の状況を把握できる発生主義会計へと移行しました。
生まれ変わったボートレース津は、3つの柱を基本方針としています。1つ目は、公営企業として津市財政へ貢献し続けること。2つ目は、ファンの皆さんに楽しんでいただくこと。そして3つ目は、さらなる経営基盤の強化を図り、長期的に安定して収益を確保するための企業風土を、職員一丸となって確立することです。
そのための基盤であるボートレース津の財務諸表の一部を、ここで紹介します。
電話やスマートフォンなどによる購入売上。平成27年12月のウェブサイトリニューアルに伴い、売り上げが平成22年度と比べ、247パーセントと大幅増加。
ボートレース津と施行者であるミニボートピア名張、チケットショップ養老での売り上げ。全国的に、ボートレース場への入場者数も減少傾向にある。
ボートレース津で開催したレースを他のレース場や場外発売場で発売している売り上げ。発売場数の増加により、売り上げも増加傾向にある。
ボートレース津以外のレースを外向発売所津インクル等で発売した利益。最大7場売りに変更するなどして、売り上げが平成22年度と比べ、約169パーセントと増加。
入場料と有料指定席の合計で、平成22年度と比べ、63パーセントと減少。今年2月の大型モニターとプレミアム指定席の設置や、分煙化により、誰でも楽しめる施設に整備。
グレードレースの獲得や場外発売場2場設置により、平成28年度は増収・増益を見込み、経営は改善傾向にある。
合計 127億3,200万円
合計 42億2,700万円
169億5,900万円
合計 13億3,900万円
合計 44億6,000万円
57億9,900万円
資本金 111億6,000万円
169億5,900万円
以上は今年4月1日付の開始貸借対照表です。資産は、所有している土地・建物・現金を指し、資産合計は169億円で、そのうち71億円がスタンド棟に当たります。負債は、その資産のうち返済しなければならない金額を示しています。そして、地方公営企業法の資本金とは資産から負債を差し引いたものを指し、ボートレース津の資本金は111億円で、これは昭和27年から積上げた利益相当に当たります。この他、津市と久居市ほか六箇町村競艇事業組合の一般会計に約806億円繰り出しました。
また、ボートレース津の自己資本比率は約65パーセントで、基金(現金)を除いた固定比率は約93パーセントとなっています。一般的に100パーセント未満が安全とされ適正範囲内ですが、施設老朽化に伴う改修により固定資産が増加することが予想されています。
資本金を資産合計で割って、100を掛けたものだよ。
資産合計のうちの、自己資本の割合で、資本金財政の健全性と長期的な安全性を示す指標なんだ。
固定資産を資本金で割って、100を掛けたものだよ。
自己資本のうちの、固定資産の割合で、数値が低いほど安全性が高くて、100パーセント未満が適正とされているよ。
6月29日木曜日から7月4日火曜日まで。
ツッキーのコメント 7月4日はボートレース津の65歳の誕生日だよ。
親から子へ、子から孫へ、親しまれ続けるボートレース津を目指して。
経営管理課 電話番号224-5105 ファクス222-8210