子宮頸がんは、子宮の頸部(子宮の出口に近い部分)にできるがんで、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんです。
子宮頸がんのほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が関連しているとされています。HPV感染は、主に性的接触によって起こり、一生のうちに何度も起こりえます。感染しても免疫の働きなどで自然に治る人がほとんどですが、なかには子宮頸がんを発症する場合もあります。
子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70パーセントを防ぎます。
接種日に津市に住民登録があり、小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女性
注1:接種希望者は、有効性と接種後に起こり得る症状を理解した上で接種することができますので、事前に医師にご相談ください。
注2:予防接種を受けるときは、予診票が必要です。
注3:3回の予防接種を済ませるためには、6か月程度の期間が必要です。
注4:対象年齢を過ぎた場合、定期接種の対象外となりますので、ご注意ください。
3回
子宮頸がん予防ワクチンには、「サーバリックス(R)」と「ガーダシル(R)」があります。
ワクチンの説明書は下記のとおりです。
2つのワクチンの互換性に関する安全性、免疫原性、有効性のデータはないことから、各ワクチンについて、それぞれの接種方法に基づき3回とも同一ワクチンを接種しましょう。
子宮頸がん予防接種 協力医療機関(PDF/65KB)で受けることができます。
平成25年6月14日に厚生労働省の通知により、積極的な勧奨(個別通知)を控えていますが、有効性と接種後に起こり得る症状を理解した上で、希望される場合は定期接種として受けることができますので、医師にご相談ください。
差し控えについて、詳しくはこちらをご覧ください。
厚生労働省/HPVワクチンQ&A(外部リンク)
子宮頸がん予防ワクチンに関する情報および相談先については、下記をご参照ください。
このリーフレットは、小学校6年~高校1年相当の女の子やその保護者の皆さんに、子宮頸がんやHPVワクチンについてよく知っていただくためのものです。
◆ 小学校6年~高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)(PDF/4MB)
◆ 小学校6年~高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)(PDF/5MB)
HPVワクチンの接種を受けた後は、体調に変化がないか十分に注意してください。
◆ HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(PDF/2MB)
◆ 厚生労働省/ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(外部リンク)
◆ 厚生労働省/ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について(外部リンク)
子宮頸がん予防ワクチンを接種した後に、気になる症状が出たときは、まずは接種した医療機関やかかりつけ医などにご相談ください。
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)定期予防接種の予診票は、健康づくり課および各保健センターで交付します。
以下の方法のいずれかで、申請をしてください。
オンラインで申請いただいた場合は、申請日から3日以内(土・日曜日、祝・休日を除く)に予診票を郵送します。
申請日から10日以上経っても届かない場合は、お手数ですが健康づくり課(電話:059-229-3310)までお問い合わせください。
また、お急ぎの場合は、窓口で申請すると即日交付することができます。
申請フォームからお申し込みください。
申し込みが完了すると、申請フォームで入力いただいたEメールアドレス宛にお知らせメールが自動送信されます。
お知らせメールが届かない場合は、誠に恐れ入りますが、健康づくり課(電話:059-229-3310)へお電話ください。
母子健康手帳を持ってお越しください。
健康づくり課および各保健センターの住所は、健康づくり課および各保健センターの住所をご覧ください。
詳しくは、健康づくり課または各保健センターへお問い合わせください。