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折り込み紙1
平成29年10月1日発行
防災室 電話番号229-3104 ファクス223-6247
津市 自主防災協議会 美里支部 会長 櫻井克已
美里地域は、津市の北西部、布引山地東麓に位置し、面積50.31平方キロメートル、北に経ヶ峰を望み、西は長野峠を挟み伊賀市に隣接する農山村地域で、長野峠を水源とする長野川、経ヶ峰を水源とする穴倉川が流れています。16自治会それぞれに自主防災会が結成され、日頃から資機材や備蓄品の確保、避難訓練などを行っています。また、美里支部全体では、例年6月に水防訓練を行い、台風時に備えて、土のう工法の習得と土のうの確保に努めています。そして、今月15日には、一時避難場所への避難訓練や初期消火・応急手当て・炊き出し訓練、消防団と連携した救出救護訓練などの防災訓練を実施します。
さらに今年は、土砂災害を想定した津市総合防災訓練が11月に美里地域で実施されます。この訓練に多くの住民に参加していただき、防災意識の向上を図っていただくことを期待しています。
また現在、三重県による土砂災害危険区域等の基礎調査も実施されており、今後土砂災害危険区域等が指定され、土砂災害ハザードマップが全戸に配付される予定になっています。
美里支部では、地域の災害危険箇所を点検しながら、より安全な避難行動がとれる取り組みを進めていくとともに、いつ起こるかわからない大地震や土砂災害に備え、一人一人が自分の命を守るための防災意識の向上と、地域が一丸となって住民が互いに協力し合いながら、共助力の強化や心配りができる組織づくりに努めていきます。
平成29年3月に津市避難所運営マニュアルを改訂し、津市避難所運営マニュアル策定の手引きを新たに作成しました。手引きには、外国人避難者への多言語対応、障がい者への配慮、避難所では全ての周知事項を表記するように努めることなどを追加しました。
近年の大規模地震災害の教訓から、避難所運営は、行政機関などの公的支援が機能するまでに時間を要し、行政だけの対応には限界があるため、行政主体の避難所運営は難しいことが明らかになっています。
地域の自主防災組織などを中心として、避難者自らの自主的な運営体制を確立し、円滑に避難所運営が行えるよう、避難所運営マニュアル作成の際にご活用ください。
津市避難所運営マニュアル策定の手引きは、防災室、各総合支所地域振興課で配布しているほか、津市ホームページでもご覧いただけます。
ホームページは、津市避難所運営マニュアル策定の手引きで検索してください。
地域で自主的な防災活動に取り組んでいる団体などを市民の皆さんに広く知っていただくため、津市防災だよりで活動内容を紹介します。詳しくは防災室または各総合支所地域振興課までお問い合わせください。
大地震が発生したときには、家具が倒れてけがをしたり、出入り口をふさいだりしないように、家具の向きや配置を工夫するなど、転倒防止対策をしましょう。
津市では、家具等転倒防止対策啓発事業として、固定金具を無料配布しています。また、家具等転倒防止対策事業として、地震などによる家具の転倒防止をするための固定金具の取り付けなどに要した費用に補助金を交付しています。詳しくは、防災室へお問い合わせください。電話番号229-3104
津市では、災害時に供給が困難となる恐れがある生活用水を確保できるよう、井戸所有者の皆さんに災害時協力井戸の登録をお願いしています。
以下の全てを満たしていること
登録に関する申込書は津市ホームページからダウンロードできます。
ホームページは、津市災害時協力井戸で検索してください。
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