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折り込み紙3
水道局だより 平成29年 第3号
平成29年11月16日発行
水道局 電話番号237-5811 ファクス237-1210
平成28年度水道事業会計決算
水道事業は、皆さんからの水道料金で運営しています。今回は平成28年度水道事業会計決算(第3回市議会定例会で認定)についてお知らせします。
上水道事業
主な事業
安全で安心した良質な給水を行うため、平成28年度・29年度に継続して行う三雲浄水場配水ポンプ改修工事や、美里および白山地域水道施設遠方監視装置更新工事を実施するとともに、老朽管の更新や管網整備を行いました。
業務量の概要
平成29年3月31日現在
給水人口
27万4,853人
給水戸数
13万450戸
年間総配水量
3,965万4,025立法メートル
1日平均配水量
10万8,641立法メートル
1日最大配水量
11万8,504立法メートル
収支の状況
水道事業会計の収支は、経常的な収支を表す収益的収支と投資的な収支を表す資本的収支の2種類に分けられます。
収益的収支では、単年度で約5億1,400万円の純利益が生じました。今後もより一層の事業の効率化と計画的な事業経営に努めていきます。
水道事業会計収支
収益的収支
収入
- 給水収益 55億9,807万9,805円
- その他収益 13億7,459万280円
支出
- 企業債の支払利息 2億7,148万1,236円
- 減価償却費 15億9,955万4,925円
- 人件費 6億7,123万円2,572円
- 受水費 22億5,474万8,152円
- 維持管理費等 16億6,142万2,027円
- 純利益 5億1,423万1,173円
収益的収支(税抜き)
- 収益的収入 69億7,267万0,085円
- 収益的支出 64億5,843万8,912円
- 純利益 5億1,423万1,173円
資本的収支
収入
- 他事業からの負担金など 1億9,173万4,438円
- 補助金 3億4,730万7,000円
- 企業債(借入金) 7億7,000万円
- 出資金 740万円
- 不足額 17億3,813万1,883円(過年度損益勘定留保資金等で補てんしました)
支出
- 企業債の元金償還金 9億1,258万6,077円
- 投資 1億9,618円
- 建設改良費 20億4,197万7,626円
資本的収支(税抜き)
- 資本的収入 13億1,644万1,438円
- 資本的支出 30億5,457万3,321円
- 収支差引 マイナス17億3,813万1,883円
簡易水道事業
主な事業
白山地域の青山高原、元取、福田山の3簡易水道を上水道と統合するための施設整備を実施するとともに、安全で安心した良質な給水を行うため、簡易水道施設の維持管理と水質管理を行いました。
業務量の概要(平成29年3月31日現在)
給水人口
4,137人
給水戸数
2,098戸
年間総配水量
32万9,156立法メートル
簡易水道事業特別会計は、平成29年度からの水道事業への統合に伴い、平成29年3月31日で打ち切り決算となりました。
簡易水道事業特別会計収支
収入
- 使用料および手数料 4,930万16円
- 国庫補助金 1億4,732万5,000円
- 市債 4億3,630万円
- 一般会計繰入金 4億1,002万5,000円
- その他 72万6,139円
支出
- 総務費 5,570万1,656円
- 公債費 3億195万7,689円
- 建設改良費 5億7,034万4,968円
- 維持管理費 7,002万8,838円
- 水道事業会計への引継ぎ現金額 4,564万3,004円
収支の状況(税込み)
- 収入 10億4,367万6,155円
- 支出 9億9,803万3,151円
- 収支差引 4,564万3,004円
下水道局だより
平成29年11月16日発行
下水道局 電話番号239-1030 ファクス239-1037
平成28年度下水道事業会計決算
下水道事業は、平成27年度から民間の企業会計原則の考え方を取り入れた地方公営企業法適用会計を導入しています。また、下水道使用料などで運営されている下水道事業の効率化を図り、下水道普及率向上に向けた下水道の整備、維持管理に取り組んでいます。今回は、平成28年度下水道事業会計決算(第3回市議会定例会で認定)についてお知らせします。
主な事業と業務量の概要
汚水整備の主な事業
雲出川左岸処理区
- 整備面積 18.6ヘクタール
- 工事内容 開削工3,955メートル、推進工8メートル
志登茂川処理区
- 整備面積 5.5ヘクタール
- 工事内容 開削工1,972メートル、推進工310メートル
松阪処理区
- 整備面積 2.2ヘクタール
- 工事内容 開削工205メートル
椋本処理区
- 整備面積 1.6ヘクタール
- 工事内容 開削工308メートル、推進工13メートル
雨水整備の主な事業
管きょ整備
- 延長 801.4メートル
- 工事内容 開削工482.2メートル、推進工319.2メートル
業務量の概要(平成29年3月31日現在)
行政区域内人口
28万710人
処理区域内人口
13万34人
水洗化人口
11万3,859人
普及率 処理区域内人口わる行政区域内人口
46.32パーセント
汚水処理水量
1,578万6,876立法メートル(1日平均 4万3,252立法メートル)
有収水量
1,288万8,855立法メートル(1日平均 3万5,312立法メートル)
収支の状況
下水道事業会計の収支は、経常的な収支を表す収益的収支と投資的な収支を表す資本的収支の2種類に分けられます。
収益的収支は、下水道事業収益が97億6,979万4,526円、下水道事業費用が88億3,074万5,503円で、収支差引9億3,904万9,023円の純利益が生じていますが、この利益により当年度資本的収支の不足額を補てんしています。また、営業費用(事業活動のために生じる費用)に対して営業収益(営業活動から生じる利益)が大幅に不足することから、一般会計からの繰入金(他会計補助金)により事業運営を行っている状況で、今後も一般会計からの繰入金に依存する厳しい経営状況が続きます。
収益的収支
収入
- 下水道使用料 15億5,768万8,862円
- 他会計補助金 34億4,443万1,417円
- その他収益 47億6,767万4,247円
支出
- 借入金利息 13億2,049万5,681円
- 減価償却費等 51億2,807万5,094円
- 人件費 3億2,718万9,123円
- 維持管理費等 20億5,498万5,605円
- 純利益 9億3,904万9,023円
収益的収支(税抜き)
- 収益的収入 97億6,979万4,526円
- 収益的支出 88億3,074万5,503円
- 純利益 9億3,904万9,023円
資本的収支
収入
- 受益者負担金および分担金 8,082万4,888円
- 補助金 16億8,042万5,229円
- 企業債(借入金) 31億6,410万円
- 不足額 31億6,764万9,181円(当年度分損益勘定留保資金等で補てんしました)
支出
- 借入金の返済 47億7,932万2,542円
- 建設負担金 6億641万8,525円
- ポンプ場等整備にかかる費用 4億9,024万9,494円
- 雨水管整備にかかる費用 5億6,495万6,638円
- 汚水管整備にかかる費用 16億5,205万2,099円
資本的収支(税抜き)
- 資本的収入 49億2,535万0,117円
- 資本的支出 80億9,299万9,298円
- 収支差引 マイナス31億6,764万9,181円
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