「広報津」第295号(音声読み上げ)津市総合計画基本構想・第2次基本計画を策定 新しい総合計画がスタートします

登録日:2018年4月1日

このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。


8ページ目から9ページ目まで

特集 津市総合計画基本構想・第2次基本計画を策定
新しい総合計画がスタートします

総合計画とは、市政運営における最上位計画で、福祉や防災、都市計画など、各分野で進める取り組みの方向性を示すまちづくりの基本となるものです。

合併後初めて策定した総合計画が平成29年度末で終了し、4月からのまちづくりを描いた新しい総合計画(津市総合計画基本構想・第2次基本計画)がスタートします。

総合計画の構成

総合計画は、将来あるべきまちの姿の実現に向け、基本構想と基本計画で構成されています。

基本構想

まちづくりの基本的な理念である津市のめざすべき都市像や市民の暮らし・生き方、土地利用の考え方などを示し、計画期間は特に定めていません。

基本計画

基本構想に掲げるめざすべき都市像や市民の暮らしなどの実現に向けた施策や取り組みの方向性などを示し、計画期間は2018年度(平成30年度)から2027年度までの10年間としています。

策定の背景

  • 2015年(平成27年)の国勢調査で27万9,886人だった人口は、国立社会保障・人口問題研究所によると2040年には23万1,320人になると予想されており、これを踏まえ2027年(第2次基本計画の終了年度)の人口は25万9,646人と見込んでいます。
  • 高度成長期から集中的に整備した公共施設の大半が一斉に更新の時期を迎え、その対応が課題となっています。
  • 合併による国の普通交付税の算定の特例措置が段階的に縮減されるなど、津市の財政状況はより厳しくなります。

津市の人口構成推計

年少人口(14歳以下)
  • 2015年 35,663人
  • 2027年 28,085人
  • 2040年 23,824人
生産年齢人口(15歳から64歳まで)
  • 2015年 165,058人
  • 2027年 148,353人
  • 2040年 122,610人
老年人口(65歳以上)
  • 2015年 77,624人
  • 2027年 83,208人
  • 2040年 84,886人
総人口
  • 2015年 279,886人
  • 2027年 259,646人
  • 2040年 231,320人

2015年の人口は国勢調査の数値を掲載していますが、年齢不詳分があるため、合計数と総人口は一致しません。

普通交付税の減額(合併算定替措置の縮減)

合併後における普通交付税の本来の算定額は、合併前の市町村が存在しているものとして算定した額から、旧津市、旧久居市分の全額と、旧河芸町の一部の額を引いたもの同等となっています。

この減額分は、合併算定特例措置として、合併後の2006年1月1日から10年後の2015年度までは、合併算定替による普通交付税の増加額として交付されていました。

2015年度以降は、合併算定替対象期間である、合併から15年後の2020年度まで段階的に減額されており、2020年度以降は、合併後の本来の算定による普通交付税の額となります。

基本構想・第2次基本計画の内容

新しい総合計画は、少子高齢化を伴う人口減少の進展など、いわば右肩下がりの厳しい時代を迎えた中、スタートします。そのような中でも、市民が幸せに暮らし続けることができる県都の実現に向け、基本構想・基本計画に沿ってまちづくりを進めていきます。

基本構想

望ましいまちの姿

市民がそれぞれの幸せを実感し、心豊かで笑顔あふれる人生を送ることができるまち

まちづくりの大綱
1 子どもたちの未来に向けて
  • 子ども・子育て
  • 教育
2 市民の健やかな人生設計に向けて
  • 高齢・障がい福祉
  • 保健・医療
3 市民の安全と安心の確立に向けて
  • 防災・消防
  • 防犯・交通安全
4 市民の心豊かで快適な暮らしに向けて
  • 環境
  • 住環境
  • 都市空間
  • 生涯学習
  • スポーツ・文化
  • コミュニティ
  • 人権・男女共同参画
  • 国際・国内交流・多文化共生
5 市民の生活を支える地域経済の発展に向けて
  • 商工・雇用
  • 農林水産
  • 観光
6 市民の幸せを実現する市役所に向けて
  • 対話連携
  • 地域連携
  • 行政経営
  • 財政運営

津市らしいまちの形成

第2次基本計画

将来像

笑顔があふれ幸せに暮らせる県都 津市
夢や希望、明るい未来が広がるまちへ

目標別計画
目標1 子どもたちの未来が輝くまちづくり
  1. 安心して子どもを生み育てられる環境の充実
  2. 子どもたちの生きる力を育み成長を支える環境の充実
目標2 安心して健やかに暮らせるまちづくり
  1. 社会の変化に対応した福祉の充実
  2. 健康づくりの推進と医療体制の充実
目標3 いのちと暮らしを守るまちづくり
  1. いざという時の備えの強化
  2. 防犯・交通安全対策の強化
目標4 心やすらぐ住みよいまちづくり
  1. 環境にやさしい社会の形成
  2. 持続可能な都市基盤の整備
  3. 快適に暮らせる都市空間の形成
目標5 自分らしく心豊かに輝けるまちづくり
  1. 生涯を通じた学びの推進
  2. スポーツや文化の輪が広がる社会の形成
  3. つながり広がるコミュニティの醸成
  4. 誰もが尊重され暮らしやすい社会の実現
目標6 魅力と活力を生み出すまちづくり
  1. 働ける・働きたくなる環境の整備
  2. 地域に根付く商工業の振興
  3. 食の安定と暮らしを支える農林水産業の振興
  4. 交流人口の拡大

土地利用の方向性

将来像の実現に向けて
  1. 市民の思いや願いに応える市役所
  2. 高みをめざす行政経営

問い合わせ

政策課 電話番号229-3101 ファクス229-3330 Eメール229-3101@city.tsu.lg.jp

計画は津市ホームページからダウンロードできます。
津市総合計画で検索してください。


前のページへ

次のページへ

第295号の目次へ

このページに対するアンケートにお答えください

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?

このページに関するお問い合わせ先

政策財務部 広報課
電話番号:059-229-3111
ファクス:059-229-3339