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表紙
広報津 平成30年7月1日 第301号
大人も子どももはい、ティーズ(お茶だけに)
家城小学校の3年生児童がお茶摘み体験。地域の皆さんが丹精したお茶の葉を児童らは丁寧に摘み取っていました。(5月16日 白山町城立)
合併特例債を有効活用しています
合併特例債は、こんな事業に活用できます
1 一体性を確立するための事業
産業・スポーツセンター
合併特例債充当額
一般廃棄物最終処分場、リサイクルセンター
合併特例債充当額
中央学校給食センター
合併特例債充当額
市道上浜元町線
合併特例債充当額
地域防災情報通信システム
合併特例債充当額
- 同報系 15億5,890万円
- 移動系 6億2,500万円
消防救急デジタル無線、高機能消防指令センター
合併特例債充当額
2 均衡ある発展のための事業
旧明村役場庁舎
合併特例債充当額
みさとの丘学園
合併特例債充当額
(仮称)津市久居ホール
合併特例債充当額
市美杉庁舎
合併特例債充当額
元取公民館
合併特例債充当額
道の駅津かわげ
合併特例債充当額
安濃小学校屋内運動場
合併特例債充当額
市香良洲庁舎、消防香良洲分遣所
合併特例債充当額
一志中学校
合併特例債充当額
3 公共的施設を統合整備するための事業
斎場いつくしみの杜
合併特例債充当額
津みどりの森こども園
合併特例債充当額
財政的に有利な借金です
ポイント1
合併特例債は、事業費の95パーセントに充当できて、国が返済の70パーセントを負担します。つまり、事業費の約3分の2が戻ってきます。
グラフの説明
起債対象事業費の返済に、合併特例債を充当率95パーセントまであてることができます。
また、返済額に対して、国から地方交付税が算入率70パーセントまで交付されます。利息も算入されます。
ポイント2
合併した市町村数が多く、人口が増えた市町村ほどたくさん発行できます。
津市のケースを発行可能額の計算式に当てはめてみます。
建設事業分(一体性・均衡・統合を図るために施設などの整備に使うお金)は、次のAからDまでの値を全て掛けて計算します。
- A 基準額の180億円
- B 増加人口123,275人を10,000人で割って0.042を掛け1.667を足した値
- C 2から、10分の2を引いた値。10分の2の分母10は、合併した市町村数です。
- D 充当率95パーセント
津市の建設事業分は、672億4670万円となります。
また、基金造成分(まちづくりの振興に使うために積み立てることが可能なお金)は、上限額40億円に充当率95パーセントを掛けた、38億円となります。
建設事業分と基金造成分を足すと、津市の合併特例債発行可能額は710億4670万円です。
発行期間が15年から20年に再延長されました
当初予定期間(10年)
平成18年から平成27年 発行済額334億円
1度目の延長(5年)
平成32年(2020年)まで 発行見込額261億円
平成24年6月改正
2度目の延長(5年)
平成37年(2025年)まで 発行可能額115億円
平成30年4月改正
グラフで見る津市の借金
合併特例債の発行額と返済額
年度末残高と元金償還済額の合計が、合併特例債の累積発行額になります。
平成18年
元金償還済額(返した額)
なし
年度末残高(借りている額)
なし
合併特例債の累積発行額
なし
平成19年
元金償還済額(返した額)
なし
年度末残高(借りている額)
1億円
合併特例債の累積発行額
1億円
平成20年
元金償還済額(返した額)
2億円
年度末残高(借りている額)
44億円
合併特例債の累積発行額
46億円
平成21年
元金償還済額(返した額)
6億円
年度末残高(借りている額)
50億円
合併特例債の累積発行額
56億円
平成22年
元金償還済額(返した額)
10億円
年度末残高(借りている額)
68億円
合併特例債の累積発行額
78億円
平成23年
元金償還済額(返した額)
16億円
年度末残高(借りている額)
78億円
合併特例債の累積発行額
94億円
平成24年
元金償還済額(返した額)
22億円
年度末残高(借りている額)
94億円
合併特例債の累積発行額
116億円
平成25年
元金償還済額(返した額)
31億円
年度末残高(借りている額)
139億円
合併特例債の累積発行額
170億円
平成26年
元金償還済額(返した額)
42億円
年度末残高(借りている額)
188億円
合併特例債の累積発行額
230億円
平成27年
元金償還済額(返した額)
57億円
年度末残高(借りている額)
277億円
合併特例債の累積発行額
334億円
平成28年
元金償還済額(返した額)
79億円
年度末残高(借りている額)
330億円
合併特例債の累積発行額
409億円
平成29年
元金償還済額(返した額)
108億円
年度末残高(借りている額)
379億円
合併特例債の累積発行額
487億円
平成30年
元金償還済額(返した額)
148億円
年度末残高(借りている額)
382億円
合併特例債の累積発行額
530億円
借金残高の推移
平成26年度までは段階的に減少してきましたが、平成27年度以降は増加しています。しかし、その借入内容は交付税措置の大きい合併特例債であることから、これまでの市債よりも良い性質の借入となっています。
平成18年
合併特例債(有利な借金)
なし
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
866億円
合計
866億円
平成19年
合併特例債(有利な借金)
1億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
773億円
合計
774億円
平成20年
合併特例債(有利な借金)
44億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
690億円
合計
734億円
平成21年
合併特例債(有利な借金)
50億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
607億円
合計
657億円
平成22年
合併特例債(有利な借金)
68億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
524億円
合計
592億円
平成23年
合併特例債(有利な借金)
78億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
452億円
合計
530億円
平成24年
合併特例債(有利な借金)
94億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
387億円
合計
481億円
平成25年
合併特例債(有利な借金)
139億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
335億円
合計
474億円
平成26年
合併特例債(有利な借金)
188億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
283億円
合計
471億円
平成27年
合併特例債(有利な借金)
277億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
232億円
合計
509億円
平成28年
合併特例債(有利な借金)
330億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
203億円
合計
533億円
平成29年
合併特例債(有利な借金)
379億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
183億円
合計
562億円
平成30年
合併特例債(有利な借金)
382億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
177億円
合計
559億円
毎年の返済額
合併特例債の返済期間は10年間、また、産業・スポーツセンターと(仮称)津市久居ホールは20年間とし、財政の健全化を維持しながら活用できます。
平成18年
合併特例債(有利な借金)
なし
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
121億円
合計
121億円
平成19年
合併特例債(有利な借金)
なし
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
118億円
合計
118億円
平成20年
合併特例債(有利な借金)
2億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
116億円
合計
118億円
平成21年
合併特例債(有利な借金)
4億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
109億円
合計
113億円
平成22年
合併特例債(有利な借金)
4億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
102億円
合計
106億円
平成23年
合併特例債(有利な借金)
6億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
95億円
合計
101億円
平成24年
合併特例債(有利な借金)
8億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
85億円
合計
93億円
平成25年
合併特例債(有利な借金)
10億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
76億円
合計
86億円
平成26年
合併特例債(有利な借金)
12億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
65億円
合計
77億円
平成27年
合併特例債(有利な借金)
15億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
47億円
合計
62億円
平成28年
合併特例債(有利な借金)
23億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
40億円
合計
63億円
平成29年
合併特例債(有利な借金)
30億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
32億円
合計
62億円
平成30年
合併特例債(有利な借金)
41億円
その他の市債(臨時財政対策債を除く)(普通の借金)
29億円
合計
70億円
臨時財政対策債とは
地方の一般財源の不足に対処するため、特例的に認められている地方債で、その元利償還金については後年度において全額が交付税として交付されます。
問い合わせ
財政課 電話番号229-3124 ファクス229-3388
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