豚熱(CSF)は、豚やイノシシの病気です。強い伝染力と高い致死率が特徴ですが、人に感染することはありません。
また、感染した豚肉が市場に出回ることはなく、万が一、感染した豚肉を摂取しても、人体に影響はありません。
正確な情報に基づいて冷静な対応をお願いします。
なお、養豚農家の皆さんには国が定める飼養衛生管理基準の遵守徹底を引き続きお願いします。
注:CSFは「Classical swine fever(クラシカル・スワイン・フィーバー:古典的な豚の熱病)」の略称です。
農林水産省の通知を受け、「豚コレラ」と「アフリカ豚コレラ」の名称について、国際的にも使用されている英語表記の略称「CSF」と「ASF」を用いています。
豚熱(CSF)ワクチンは、人や豚に対する安全性が確認された動物用医薬品で、国で承認されたものです。
また、接種や出荷確認も適正に行われているので、ワクチン接種した豚肉も安全に食べられます。
なお、豚は、と畜場法に基づき、全頭、と畜検査員(獣医師)が、異常や疾病がないか検査し、合格したものだけが市場に流通することになっています。
また、豚熱(CSF)ウイルスは、野生のイノシシから感染する恐れがあることから、野生のイノシシの死亡個体を発見した場合は、三重県が検体検査を行いますので、三重県中央家畜保健衛生所(電話059-246-8611)へご連絡ください。
ただし、以下の条件のものは除きます。
(1) 有害駆除などで捕獲されたもの
(2) 顕著な腐敗が始まっている等、死亡後日数が経過しているもの
(3) 事故死等死亡原因が明らかなもの
養豚農家の皆さんは、引き続きイノシシをはじめとする野生動物の侵入予防を徹底していただき、畜舎などへ出入りする車両等の消毒などの対策をお願いします。
注:豚熱(CSF)は豚、イノシシの病気であり、人に感染することはありません。
三重県ホームページに最新の情報が掲載されています。