登録日:2019年11月1日
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2021年9月25日土曜日から10月5日火曜日まで開催の三重とこわか国体と同年10月23日土曜日から25日月曜日まで開催の三重とこわか大会。両大会のイメージソング、未来に響け、に合わせて踊る とこわかダンスをご存知ですか。家族や友人みんなで踊って大会を盛り上げていきましょう。
レッスン動画をホームページでチェックできます。ホームページは、三重県 とこわかダンスで検索してください。
歌詞ごとの振付を説明します。
前半8カウント
後半8カウント
前半8カウント
後半8カウント
市内小学校などの運動会で子どもたちが、とこわかダンスを元気に踊ってくれました。
児童・園児の皆さんのとこわかダンスの写真をホームページに掲載中です。
総務企画課 電話番号229-3373 ファクス229-3260
津市長 前葉泰幸
岩田川に架かる津興橋は伊勢電気鉄道(のちの近鉄伊勢線)の鉄道橋として昭和5年につくられました。昭和36年の廃線以降、線路跡は市道 塔世橋南郊線(通称 近鉄道路)として活用され、道路橋に転用された津興橋は現在も1日平均1万6,000台の車両の通行を支えています。
来年90歳になる津興橋は津市が管理する橋梁の中では最古参ですが、もともとは鉄道橋として列車の荷重でたわまないよう頑丈な鋼でつくられており、関東大震災級の地震にも耐えられるような設計となっています。阪神淡路大震災の翌年には落橋防止装置を設置し、地震動の衝撃を緩和して橋桁の落下を防ぐ耐震対策を実施しました。
しかしながら、老朽化による部材の損傷は著しく、平成25年、市が橋長15メートル以上の308橋を対象に橋梁長寿命化修繕計画を策定した際、維持管理対策の優先順位は5番目となりました。
市内を南北に貫く幹線道路に架かる重要な橋だけに、津興橋の修繕方法については慎重に検討する必要があります。平成26年から27年にかけて津興橋に近接目視調査と現有耐力調査を実施したところ、現段階で車両規制を行う必要はないものの、南海トラフ級の大地震が発生した場合、橋桁を支える下部に損傷が生じることが想定されるという結果になりました。
津興橋の下部は、現在では原則として避けなければならない耐震性に劣る無筋コンクリートの橋脚が採用されています。幅広のどっしりとした6基の橋脚は橋脚間が狭く、水害時には流木などがつかえて川の流れを妨げることになりかねないため、このままの姿では現行の設置基準を満たすことはできません。試算の結果、橋の下部を大幅に改良する大規模修繕は架け替え以上の工事費が必要になるとされたため、津興橋の最善の老朽化対策は架け替えであるとの結論に達しました。
当初、架け替え事業の財源として検討していたのは、平成24年度から始まった国からの防災・安全交付金でした。インフラの老朽化が社会問題化する中、橋やトンネルなどの長寿命化計画を策定して点検や修繕事業を実施しようとする自治体に対し重点的に予算を配分する制度です。
しかし、薄く広く多くの事業に充てられる交付金はそれぞれの自治体に配分される額に限りがあり、複数年かけて実施することになる数十億円規模の事業を賄うだけの額が毎年十分に確保される見通しが立たないという問題がありました。
同様の大規模な老朽化対策事業を抱える全国の自治体からも窮状を訴える声が相次ぎ、国は橋脚の補強や橋梁の架け替えを集中的に支援する仕組みを創設しました。対象事業を特定しない交付金ではなく、あらかじめ国が自治体の大型事業を指定して複数年に渡って事業の財源を保証する大規模修繕・更新補助制度です。
平成27年度から始まったこの制度にいち早く手を挙げた津市は東海地方の更新事業第1号として採択されました。懸案だった津興橋の架け替え事業は平成28年度の設計・調査の段階から補助の対象となり、総事業費35.8億円のうち、55パーセントにあたる19.7億円が国から交付されることとなったのです。
工事に着手したのは昨年6月。仮橋は既に出来上がっており、今月半ばから仮橋と現道を接続する工事が始まります。年内には仮橋の迂回路へと通行が切り替わり、来年度から90年の歴史を刻んできた旧橋の撤去に取り掛かります。
新しい橋は支持層の45メートルまで杭を打ち込み耐震性を高めるとともに、橋脚を3基に減らし岩田川の流れをよりスムーズにすることで水害の危険性を軽減させます。幅員は現況の9.15メートルから15.3メートルまで広げ両側に歩道を設けて交通の安全を確保します。
鉄道橋ならではの重厚な津興橋のたたずまいとはお別れですが、安全性と利便性が高まる新しい津興橋が令和7年度中に完成する予定です。着実に事業を進めてまいります。来年からしばらくの間、仮橋での通行にどうぞご協力ください。
各省庁が自らの政策を客観的に評価し結果を次に反映させる審議会の有識者委員に就任。政策マネジメント向上を図ります。
百五銀行所属の原沢久喜選手が銀メダルを獲得。念願の100キログラム超級東京五輪金メダルに向け、みんなで応援しましょう。