乳幼児期(0~6歳ごろ)にかかりやすく、感染すると2~4日の潜伏期間(感染から発病までの期間)のあと、突然の激しい嘔吐と、白っぽい水のような下痢を繰り返すのが特徴的で、発熱を伴うこともあります。
ロタウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に侵入した場合にも感染するため、乳幼児のうちにほとんどの子どもが感染します。多くは特に治療を行わなくても自然に1週間程度で回復しますが、脱水症状が強い場合や合併症を併発した場合には、輸液や入院が必要となることがあります。
そのため、ロタウイルス感染症予防接種を受け、感染予防・重症化予防をすることが大切です。
ロタウイルス感染症予防接種には2種類のワクチンがあります。どちらのワクチンを接種しても同様の効果がありますが、1回目に接種したワクチンと同じもので規定の回数を接種する必要があります。
接種当日に津市に住民登録がある人で、次のうちどちらか
ワクチンの種類 |
1価ワクチン (ロタリックス) |
5価ワクチン (ロタテック) |
接種年齢 |
出生6週0日後から24週0日後まで |
出生6週0日後から32週0日後まで |
接種間隔・回数 |
27日以上の間隔をおいて2回接種 |
27日以上の間隔をおいて3回接種 |
接種方法 |
口から飲ませる経口接種 |
注1:以下の場合は接種を受けることができません。
注2:以下のような場合は、接種を控えたほうが良い場合があるため、医師に相談してください。
注3:初回接種は、出生14週6日後までに完了させることが望ましいとされています。それ以降になる場合は、かかりつけ医と相談してください。
注4:「出生○週●日後」の数え方は、出生日の翌日を出生1日後として算出します。
例)出生6週0日後:生まれてから6回目の生まれた日と同じ曜日
出生14週6日後:生まれてから15回目の生まれた日と同じ曜日の1日前
詳しくは、健康づくり課または各保健センターへお問い合わせください。
厚生労働省/ロタウイルスに関するQ&A(外部リンク)
厚生労働省/ロタウイルスワクチンに関するQ&A(外部リンク)