令和3年4月15日、東京都新宿区で天井の張替え作業中に二酸化炭素消火設備から二酸化炭素ガスが放出し、死者4名、負傷者2名を出す事故が発生しました。
令和2年12月22日には愛知県名古屋市で、また、令和3年1月23日には東京都港区でも二酸化炭素消火設備の放出事故により死傷者が発生しています。
二酸化炭素消火設備は、防護区画内に二酸化炭素ガスを放出し消火するものですが、放出時は人命への危険性が高いことから、常時、人が居ない場所(機械式立体駐車場など)に設置されています。
二酸化炭素消火設備が設置されている付近で他の設備の工事やメンテナンスを行う場合は、誤操作や誤作動に備え二酸化炭素消火設備を熟知した消防設備士等を立ち会わせるなど、安全対策を図ってください。
二酸化炭素消火設備に係る安全対策については、総務省消防庁ホームページ(外部リンク)をご参考ください。