「広報津」第388号(音声読み上げ)教育方針から 地域とともに子どもたちを育む教育を目指して、小児への新型コロナワクチン接種のご案内

登録日:2022年4月1日

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教育方針から 地域とともに子どもたちを育む教育を目指して

コロナ禍が続く中、感染防止対策に継続して取り組みながら、これまでのさまざまな気付きを生かし、教育大綱や教育振興ビジョン、総合教育会議における議論等を踏まえて、柔軟かつ着実に教育施策の取り組みを進めます。また、学校と地域の人々が目標を共有し、連携・協働しながら一体となって学校運営を進めていける仕組みづくりの推進に向けて、教育委員会はその役割をしっかり果たしていきます。

ホームページは、津市 教育方針、で検索してください。

学校教育の充実

津市ギガスクール構想の実現

  • 学校が学習指導のみならず、生徒指導等の面でも主要な役割を担い、教員がさまざまな場面を通じて、子どもたちの状況を総合的に把握しながら指導を行うことで、子どもたちを育んできた従来の教育を大切にしつつ、協働的な学びや、津市ギガスクール構想の実現による個別最適な学びに向けた取り組みなどを推進します。
  • 津市ギガスクール構想では、教員の資質向上のための研修会の実施や、タブレット端末等のトラブルへの対応を行うICTサポーターの設置などの環境整備を進めながら、タブレット端末による効果的な学習の実現を目指します。
  • モデル校において、学校と家庭が連動しつつ、子どもたちの実情に応じた学びを目指した授業改善に取り組み、その成果を市内全体に広げます。

小学校の水泳指導業務委託

  • 老朽化により、学校プールの使用が困難な小学校について、民間プールを活用した水泳指導の民間委託を実施します。

特別支援教育の充実

  • 津市版特別支援教育ハンドブックを活用し、学校サポーターおよび特別支援教育支援員等の活用や医療関係機関等との連携により、適切な支援につなげます。
  • 特別支援教育の中心を担う人材育成のため、連続した講座を実施し、教員の資質向上を図るなど、きめ細やかな対応に努めます。
  • 通級指導教室や幼児ことばの教室における指導や支援においても、タブレット端末を効果的に活用するなど、取り組みの一層の充実を図ります。

外国につながる子どもへの教育・人権教育の推進

  • 初期日本語教室きずなと移動きずなの更なる充実を図るとともに、初期日本語学習を終えた子どもたちが、日本語での一斉授業において効果的に学べるよう取り組みを進めます。
  • 就学前の外国につながる幼児に対して、就学前日本語教室つむぎの充実・拡大を図ります。
  • 子どもたち一人一人の人権意識を高め、外国につながる子どもたちを含めた、全ての子どもたちが安心して過ごせる学校づくりを進めます。

いじめ・不登校への対応

  • 児童相談所等と連携して事例検討会を開催するなど、課題の改善に向けた取り組みを進めるとともに、スクールカウンセラー等、多様な専門的職種とネットワークを構築し、チームで対応します。

教員が子どもたちと向き合う時間の確保

  • 教員支援員を、引き続き効果的に配置できるよう取り組むとともに、スクール・サポート・スタッフの継続した配置を県へ要望します。
  • 津市立中学校部活動指針の遵守を学校へ働き掛けるとともに、部活動指導員の継続した配置を県へ要望します。

少人数学級編制に向けての取り組み

  • 国へ中学校の学級編制基準引き下げを要望します。
  • 県へ少人数教育推進事業の更なる充実や柔軟な対応を要望します。

学校運営協議会の活用・小中一貫教育の推進

  • 全校に設置している学校運営協議会について、津市が目指すコミュニティ・スクールへの理解と協力が得られるよう取り組みます。
  • 学校運営協議会を効果的に活用し、コミュニティ・スクールとして地域とともに学校づくりを進め、学校と地域が連携・協働しながら子どもたちを育んでいく体制を構築します。
  • 9年間を見通した系統的かつ連続的な小中一貫教育を引き続き推進します。

学校施設の長寿命化・感染症対策

  • 長寿命化改修事業については、上野小学校・西橋内中学校・橋南中学校の工事を実施するとともに、東橋内中学校の設計に着手します。
  • 河芸こども園整備に伴い閉園した旧豊津幼稚園園舎の解体工事を実施します。
  • 新型コロナウイルス感染症対策として、小・中学校職員室等のエアコン整備、校舎のトイレ洋式化を進めます。

幼児教育の継承・発展

  • 幼稚園教育要領に示された幼児期の資質・能力が育まれるよう、小学校教育課程と連携した新しい5歳児カリキュラムの作成に取り組みます。
  • 津市全体の幼児教育をより充実させるため、公私立幼稚園で連携を図るとともに、幼児教育と小学校教育の相互理解・協力体制を深めるための研修会を実施し、幼小接続に向けた取り組みを進めます。
  • 幼稚園に整備したインターネット環境を活用し、教員の専門性を高める研修の実施、保護者向けの家庭教育支援に係るコンテンツの整備を進めます。

児童の放課後等の安全安心な居場所づくり

  • 南が丘地区放課後児童クラブの4つ目の施設を南が丘小学校グラウンド内に整備します。さらに、一志放課後児童クラブの施設整備のため実施設計を行います。
  • 放課後子供教室を実施している旧草生幼稚園施設を活用し、放課後児童クラブを設置します。
  • 放課後児童クラブの運営に関し、新型コロナウイルス感染症対策や支援員確保のための支援を引き続き行うとともに、運営費補助金を増額するなど、クラブの充実に向けた取り組みを進めます。
  • 令和3年度末で閉園した旧高野尾幼稚園の遊戯室等を活用し、放課後子供教室を設置します。

公民館講座の充実・公民館活動の推進

  • インターネット環境を活用した公民館活動を充実させるとともに、人と人をつなぐ機能を発揮し、地域課題の解決に向けた自主的な活動の拠点となるよう、地域特性を生かした魅力ある公民館運営を進めます。
  • 河芸公民館大ホールの天井改修工事や、舞台音響機器の更新を行い、地域ホール機能を高めます。
  • 新型コロナウイルス感染症対策として、敬和公民館と豊里公民館のトイレ洋式化を進めます。

読書活動の推進・図書館の利用促進

  • さまざまな世代へ読書の大切さを伝えるとともに、学校との連携により子どもたちに興味や関心を持ってもらえるような資料の提供やイベントの実施を通じて、読書活動を推進します。
  • レファレンスサービスの強化のため、利用者が求める最新の資料の充実や職員の能力向上に取り組みます。
  • 久居ふるさと文学館について、利用者用駐車場の整備工事を行うとともに、隣接する久居アルスプラザと連携するなど、機能向上に努めます。

歴史的資源の保存・活用

  • 市内に残るさまざまな歴史的資源の保存と活用を図るため、指定文化財や登録文化財としての保護を進め、修理や伝統文化の継承への支援を行います。
  • 美杉地域の多気北畠氏遺跡について、これまで実施してきた金国寺跡の発掘調査を報告書として取りまとめ、その成果を広く公開します。
  • 資料館等で文化財や収蔵資料の展示公開を行い、市民が歴史と文化に触れる機会の拡充に向けた取り組みを進めます。

問い合わせ

教育総務課 電話番号229-3292 ファクス229-3332

5歳から11歳のお子さまと保護者の皆さんへ 小児への新型コロナワクチン接種のご案内

国内の新型コロナウイルス感染者全体に占める子どもの割合は増えています。5歳から11歳の小児も、新型コロナワクチンを受けられるようになりましたので、その概要などをお知らせします。

ワクチンの概要

ワクチン接種は強制ではありません。保護者の皆さんは予防接種の効果と副反応のリスクを踏まえ、ワクチンのことをよく理解し、以下のことを確認した上で接種を受けるか、お子さまと一緒にご検討ください。

接種するワクチンと回数・間隔・対象年齢

ワクチン

ファイザー社の小児用ワクチン。

同社の12歳以上用のものに比べ、有効成分が3分の1になっています。

接種回数

2回

1回目と2回目の接種間隔

通常3週間

接種対象年齢

5歳から11歳まで

特に接種をお勧めする人

慢性呼吸器疾患・先天性心疾患など、重症化リスクの高い基礎疾患を有する子ども。

なお接種に当たっては、あらかじめかかりつけ医などとよく相談してください。

接種予約方法

対象の皆さんに3月9日付で接種券を発送しました。接種券に同封されている接種協力医療機関一覧から、希望する施設を選んで接種の予約をしてください。なお、予約方法などの最新の情報は津市ホームページに掲載しています。

集団接種は実施していません。

ホームページは、津市 接種協力医療機関一覧、で検索してください。

以下のことにご注意ください

5歳から11歳までの子どもの接種には、保護者の同意と立ち合いが必要です

ワクチン接種については、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について、正しい知識を持っていただいた上で、保護者の意思に基づいて接種の判断をお願いします。保護者の同意なく、接種が行われることはありません。

接種当日に保護者が同伴できない場合は、予診票の裏面にある委任状に記入し、代理人が医療機関へ提出してください。

接種当日の持ち物

  • 接種券
  • 予診票
  • 接種を受ける小児の本人確認書類(健康保険証、マイナンバーカード等)
  • 母子健康手帳

子どものワクチン接種では、接種履歴を母子健康手帳で管理しているため、可能な限り母子健康手帳を持参してください。

教えて、新型コロナワクチン

質問、なぜ、小児(5歳から11歳まで)の接種が必要なのですか

答え、小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有するなど重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。また、今後さまざまな変異株が流行することも想定されるため、小児を対象にワクチン接種を進めることとされました。

質問、子どもがワクチンを受けた後は、どんな症状が出るのですか

答え、注射した部分の痛みが一番多く現れます。ワクチンを受けた後の症状は、ほとんどが軽度または中等度であり、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められないと判断されています。

数日以内に起こることがある症状

接種後7日間にみられたさまざまな症状(1回目または2回目のいずれか)について、症状が出た人の割合と症状は次のとおりです。

  • 50パーセント以上の人が、注射した部分の痛み、疲れた感じ
  • 10パーセントから50パーセントまでの人が、頭痛、注射した部分の赤み・はれ、筋肉痛、寒気
  • 1パーセントから10パーセントまでの人が、下痢、発熱、関節痛、嘔吐

質問、若い男性ほど接種後に心筋炎を発症しやすいと聞くけど、子どもはどうですか

答え、アメリカでは、12歳から17歳までの男性に比べ、5歳から11歳までの男性の方が、心筋炎が報告される割合は低いとされています。ワクチン接種後4日程度の間にお子さまの胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状が見られた場合は速やかに医療機関を受診してワクチンを受けたことを伝えてください。なお、心筋炎と判断された場合は、一般的には入院が必要となりますが、多くは安静によって自然回復します。

新型コロナワクチンに関する問い合わせ先

津市のワクチン接種の手続きや予約

津市新型コロナワクチン接種予約・相談電話窓口(コールセンター)

電話番号0120-059-550

8時30分から18時まで、土曜日・日曜日、祝日・休日も対応しています。

ワクチン接種前後の副反応に関する質問・相談

三重県新型コロナウイルスワクチン副反応相談窓口

電話番号224-3326

24時間対応しています。

ワクチンの安全性、有効性など制度全般

厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター

電話番号0120-761-770

9時から21時まで、土曜日・日曜日、祝日・休日も対応しています。

津市ホームページ 新型コロナワクチン接種

ホームページは、津市 ワクチン、で検索してください。

その他

2回目接種完了から6カ月を経過した18歳以上の人を対象とした新型コロナワクチン追加接種(3回目)については、広報津3月16日号でお知らせしています。

この春も基本的な感染対策の徹底を

コロナ禍で3度目の春を迎えています。お花見や歓迎会の季節ですが、大人数や長時間に及ぶ飲食は感染リスクが高まる場面となるため注意が必要です。

また、日々の寒暖差や生活環境の変化で体調を崩しやすい季節でもあります。栄養バランスの取れた食事を3食取る、じゅうぶんな睡眠を取るなど、規則正しい生活を心掛け日頃から体調管理をしっかり行いましょう。

飲食の場面では

  • 少人数・短時間にする
  • 会話の際は必ずマスクを着用する
  • 感染防止対策が徹底されている飲食店を利用する

旅行などで出掛けるときは

  • 行き先の感染状況や移動に関する指針など、最新の情報をよく確認して移動を検討する

問い合わせ

新型コロナウイルスワクチン接種推進室 電話番号229-3353 ファクス229-3346


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