「広報津」第442号(音声読み上げ)まちの情報ひろば、市長コラム 障がい福祉サービスの民営化

登録日:2024年7月1日

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まちの情報ひろば

募集

県営住宅7月定期募集

今年4月から単身世帯でも入居できるようになりました。

申し込み

7月2日火曜日から31日水曜日までに三重県各建設事務所または県営住宅指定管理者事務所にある申込用紙に必要事項を記入し、郵送で各指定管理者へ。消印有効です。

県営住宅の所在地と指定管理者

詳しくは各指定管理者へお問い合わせいただくか、県ホームページをご覧ください。

「北勢ブロック」桑名市、川越町、四日市市、鈴鹿市、亀山市

鈴鹿亀山不動産事業協同組合(郵便番号510-0253 鈴鹿市寺家町1085-1、電話番号059-373-6802)

「中勢伊賀ブロック」津市、伊賀市、名張市

伊賀南部不動産事業協同組合(郵便番号514-0008上浜町一丁目5-1 エトアール津102、電話番号221-6171)

「南勢・東紀州ブロック」松阪市、伊勢市、尾鷲市、熊野市、御浜町

三重県南勢地区管理事業共同体(郵便番号514-0008上浜町一丁目5-1 エトアール津102、電話番号222-6400)

やまなみ工房講演会

約90人のアーティストが所属し、国内外から注目される「やまなみ工房」の活動を紹介します。

とき

7月21日日曜日13時から15時まで

ところ

久居アルスプラザアートスペース

内容

やまなみ工房施設長の山下完和さんによる講演「すべては幸せを感じるためにやまなみ物語」

申し込み

直接窓口または郵送、電話、ファクス、Eメールで三重県障がい者芸術文化活動支援センターへ(郵便番号514-0113一身田大古曽670-2、電話番号232-6803、ファクス231-7182、Eメールinfo@mie-asc.jp)

伊勢本街道奥津宿ウォークとアマゴつかみ大会

とき

7月28日日曜日9時から14時30分まで

ところ

JR名松線伊勢奥津駅前観光案内交流施設ひだまり前集合

内容

ボランティアガイドと奥津宿の散策、アマゴつかみ

定員

先着50人

費用

1,000円(昼食代、保険料を含む)

申し込み

7月14日日曜日から21日日曜日までに伊勢本街道を活かした地域づくり協議会へ。電話番号212−0168
なお、17日水曜日は定休日です。

夏休み!親子でお茶博士に!

工場を見たり、茶葉に触れたりして、楽しく学びましょう。

とき

7月28日日曜日13時30分から16時まで

ところ

よこや製茶(美杉町竹原)

対象

小学生と保護者

定員

先着10組(20人)

費用

1組3,000円

申し込み

7月7日日曜日から23日火曜日までに電話またはファクス、Eメールで日本ちゃ茶ちゃ松本へ。電話番号090-1986-5313、ファクス0598-32-2753、Eメールchacho@ma.mctv.ne.jp
同団体ホームページからも申し込みできます。

三重大学工学部技術部 夏休みものづくり・体験セミナー

ピンホールカメラを手作りして写真を撮ろう
とき

7月31日水曜日10時から16時まで

定員(抽選)

3人

3Dプリンタものづくり体験 くるくる回るキーホルダーを作ろう!
とき

8月1日木曜日13時から17時まで

定員(抽選)

8人

透明な板に隠れた虹が?偏光板と力の関係
とき

8月2日金曜日10時から12時まで

定員(抽選)

6人

伊勢型紙を切り抜いて写真立てに銀を蒸着しよう
とき

8月2日金曜日10時から16時まで

定員(抽選)

3人

プラスチック製品ができるまでを体験しよう!
とき

8月2日金曜日13時から16時まで

定員(抽選)

5人

液晶って何だろう?
とき

8月6日火曜日13時30分から16時30分まで

定員(抽選)

6人

ブラックライトで光るものを作ろう!
とき

8月7日水曜日13時から16時まで

定員(抽選)

6人

ところ

三重大学工学部(栗真町屋町)

対象

小学5年生から中学生まで

申し込み

7月15日月曜日・祝日までに同大学同学部技術部ホームページから

問い合わせ

同学部 電話番号231-9475

第12回森の音楽祭

とき

8月4日日曜日10時30分から15時まで

ところ

君ケ野ダム、そまの森(はてまた佐田林道沿の山小屋周辺)

内容

南米の音楽を中心に歌や踊り、食事を通した国際交流。小川で水遊び、ツリーハウスや川ブランコ、石窯ピザ焼き体験

定員

200人

費用

2,000円(小学生以下無料)

申し込み

7月15日月曜日・祝日までにディファル瀧本へ。電話番号090-9181-4554

世代交流モルック大会

とき

8月5日月曜日9時から12時まで。雨天時は8月19日月曜日に延期

ところ

久居スポーツ公園

対象

小学生以上

定員

先着56人

費用

400円

申し込み

7月15日月曜日・祝日から21日日曜日までに電話またはEメールでパーシモン津 竹之内へ。電話番号070-4037-2037、Eメールpersimmonz@ymail.ne.jp

世代交流ペタンク大会

とき

8月6日火曜日9時から12時まで。雨天時は8月9日金曜日に延期

ところ

久居スポーツ公園

対象

小学生以上

定員

先着48人

費用

400円

申し込み

7月8日月曜日から16日火曜日までに郵送またはファクスで、所定の申し込み用紙に必要事項を、アフタースクール夢へ。郵便番号514-1118久居新町2809コーポ新町A101

問い合わせ

アフタースクール夢 電話番号・ファクス253-4322

三重県障がい者芸術文化祭 サブタイトル募集

11月23日土曜日・祝日・24日日曜日に白山総合文化センターで開催する文化祭を盛り上げるためのサブタイトルを募集します。

対象

県内に在住の人(障がいの有無は不問)

申し込み

7月31日水曜日までに、直接窓口または郵送、ファクス、Eメールで三重県障がい者芸術文化活動支援センター事務局へ。郵便番号514-0113一身田大古曽670-2、ファクス231-7182、Eメールinfo@mie-asc.jp
詳しくは同文化祭ホームページをご確認ください。

問い合わせ

同事務局 電話番号232-6803

高田短期大学公開講座 金融・証券に関する個人所得課税の動向1 新ニーサの有利・不利

とき

8月31土曜日13時30分から15時まで

ところ

同短期大学大講義室

対象

高校生以上

定員

100人

申し込み

7月26日金曜日までに、同短期大学ホームページから、または、はがきで講座名、住所、氏名、年齢、電話番号を、高田短期大学公開講座係へ。郵便番号514-0115一身田豊野195
必着です。

問い合わせ

同短期大学 電話番号232-2310

連続講座 今さら聞けないパソコン基礎(全2回)

ところ

高田短期大学PC教室

ときと内容

川喜田多佳子さんによる講座
いずれも13時から15時30分までです。

  1. 8月29日木曜日 「ワード・エクセル入門」
  2. 来年2月21日金曜日 「パワーポイント入門」
対象

パソコン初心者

定員

抽選15人

申し込み

8月9日金曜日までに同短期大学ホームページから、またはファクス、Eメールで同短期大学オフィスワークコースへ。ファクス232-6317、Eメールoffice@takada-jc.ac.jp

問い合わせ

同短期大学オフィスワークコース川喜田 電話番号232-2310

健康

予防接種制度を正しく理解しよう

とき

7月14日日曜日14時から16時まで

ところ

県総合文化センター文化会館棟2階大会議室(一身田上津部田)

内容

三重大学大学院医学系研究科公衆衛生・産業医学分野教授の神谷元さんによる講演会「予防接種制度を正しく理解し活用しよう」

定員

抽選 会場70人、ウェブ100人

申し込み

7月12日金曜日までにファクスで三重県保険医協会へ。ファクス225-1088

問い合わせ

同協会 電話番号225-1071

市民健康公開講座

とき

7月21日日曜日13時30分から15時30分まで

ところ

三重県鍼灸会館2階(栄町二丁目)

内容

県立盲学校教員の西方繁春さんによる講演「ひざの痛みに対する東洋療法いつまでも自分の足で歩くために」

問い合わせ

三重県鍼灸マッサージ師会 電話番号246-7427

無料相談

カウンセラー相談(面談・電話)

とき(毎月)
  • 毎週火曜日13時から18時まで第5火曜日除く
  • 第3金曜日17時から19時まで
内容

夫婦・親子の関係、生き方の問題など

対象

市内に在住の人

申し込み

男女共同参画室へ。電話番号229-3103

スポーツ通信

対象

市内に在住・在勤・在学の人

申し込み

バスケットボール(一般の部)は、競技団体へ申し込み、その他は、津市スポーツ協会(メッセウイング・みえ1階)などにある申込用紙を同協会へ。同協会ホームページからダウンロードも可能です。
競技団体の申込先・方法など詳しくは、同協会にお問い合わせいただくか、同協会ホームページをご覧ください。

問い合わせ

同協会 電話番号273-5522

津市民スポーツ大会

バスケットボール(一般の部)
とき

8月11日・18日・25日いずれも日曜日

ところ

芸濃総合文化センター内アリーナ、安濃中央総合公園内体育館

対象

津市バスケットボール協会加盟チーム

定員(先着)

上限なし

申込期間

7月9日火曜日から26日金曜日まで

水泳
とき

9月1日日曜日

ところ

久居中央スポーツ公園内プール(50メートルプール)

対象

小学生以上で50メートル完泳できる人

定員(先着)

200人

申込期間

7月8日月曜日から8月9日金曜日まで

津市民スポーツ教室

少林寺拳法 8月3日土曜日19時から20時30分まで
ところ

三重津城北道院(豊が丘二丁目)

対象

小学生以上

定員(先着)

10人

申込期間

7月8日月曜日から24日水曜日まで

少林寺拳法 8月10日土曜日17時から18時まで
ところ

三重津東道院(栗真小川町)

対象

小学生以上

定員(先着)

10人

申込期間

7月8日月曜日から31日水曜日まで

少林寺拳法 8月10日土曜日19時から20時30分まで
ところ

三重白山道院(一志町井生)

対象

小学生以上

定員(先着)

10人

申込期間

7月8日月曜日から31日水曜日まで

バドミントン
とき

8月24日土曜日・25日日曜日9時から16時30分まで

ところ

サオリーナ サブアリーナ

対象

市内中学校バドミントン部の1・2年生

定員(先着)

上限なし

申込期間

7月8日月曜日から31日水曜日まで

市長コラム 障がい福祉サービスの民営化 自主経営に移行する津市社会福祉事業団

津市長 前葉泰幸

公的な福祉施設の運営委託

社会福祉事業団は、都道府県あるいは市が設置した社会福祉施設を運営する組織として、自治体が全額を出資して設立した社会福祉法人です。
1971年に示された国の方針に基づき、全国の自治体が直営施設の事業団委託を進める中、津市社会福祉事業団(事業団)は昭和54(1979)年の設立以来、乳幼児から高齢者、障がいのある方などに幅広いサ-ビスを提供し、市民福祉の先駆的役割を担ってきました。

社会福祉施設をめぐる環境の変化

2000年代に入ると日本の福祉は大きく変化し、行政が福祉サービスの対象者と内容を定める措置制度から、利用者本人が必要なサービスを選択し、自らの意思で事業者と契約する利用者本位の制度へと転換しました。民間事業者の参入が進み、利用者のニーズに応じて多様なサービスが提供されるようになり、公的な社会福祉施設に指定管理者制度が導入され、効率的かつ安定的な運営とサービスの向上が図られました。

施設運営の受託者から指定管理者へ

平成18(2006)年、事業団は市町村合併を機に、従前より受託してきた旧児童福祉会館(垂水)における児童福祉サービスと、旧町村が社会福祉協議会に委託していた施設を含む5つの作業所(垂水、香良洲、芸濃、一志、白山)およびグループホーム(白山)における障がい福祉サービスの指定管理者に選定されました。
これら公の施設の指定管理期間は、通常、3年から5年に設定されますが、事業団としては、環境の変化に対応することが困難な利用者の方々に今後も継続的にサービスを提供してご安心いただけるよう、期間を区切って施設の管理を委ねられる立場から、自ら土地建物を保有する設置者となって自立することを望んでいました。

児童福祉サービス分野での自立

平成28(2016)年、児童福祉法が改正され、国は、こどもたちにできる限り家庭的な養育環境を整えるために、少人数グループでのケアを可能にする施設の小規模化・ユニット化を強力に推進しました。
家庭的養護の実現には、集団生活を想定して建てられた施設本体を根本から見直す必要があります。事業団はそれまで事業活動による収支差額を積み立ててきた資金を活用することで、自ら新しい乳児院と児童養護施設を建設し、平成30年度より自主事業として運営を開始しました。
これを機に津市から交付を受けていた年間約5,000万円の運営補助も廃止され、事業団は財政的に自立した形となりました。

障がい福祉施設の老朽化

津市は6つの障がい福祉サービス事業所において生活介護、就労継続支援、日中一時支援などを行っています。そのうち、コスモス作業所については50年前に建設された一志保育園を転用しており、早急な建て替えが課題となっていました。
民間の社会福祉法人が作業所を建て替えるなど、施設を新たに整備する場合、国県に経費の最大4分の3の補助金を申請することができますが、津市がコスモス作業所を建て替える場合はその対象外となります。運営面においても、自治体が設置する事業所の報酬は民間と比較して3.5パーセント(年間760万円)減額される公立減算の仕組みが、今後も不利に働き続けます。
令和3年8月、津市は、公設の社会福祉施設を取り巻く環境の変化を踏まえ、障がい福祉サービス事業の直営を廃し、民営化する方針を固め、市議会と協議の上、利用者と社会福祉法人への説明会を実施しました。

利用者と事業者の声

利用者の多くは、建て替え予定のコスモス作業所のみならず、他の施設についても、現行のサービス水準の維持を強く望みました。常に介護が必要な重度の方への生活介護サービスは、当時の総定員471人のうち100人が市の直営施設を利用するなど、6施設は障がい福祉サービスの重要拠点となっていることから、安定した環境で安心して過ごしたいという切実なお声が多く寄せられました。
一方で、民間事業者からは、6施設のみ市が経営するのは公平性に欠けるとして、直営事業参入の機会均等を求める発言がありました。

サービス水準の維持を第一に

津市は、現行サービスの継続を求める利用者の暮らしの充実を最優先に考え、6施設において一体的に適正なサービスを提供することが可能な形で民営化を行う必要があると判断しました。
直営施設を民間事業者に売却する場合、市民の共有の財産の処分という観点から、一般競争入札により歳入の最大化を図ることが原則です。令和5年8月、津市はコスモス作業所の移転先となる市有地の購入および施設の5年間の賃借料の総額を競争入札にかけて決定する旨公告しました。
質問回答や現地説明では、複数の事業者から関心が寄せられましたが、同年11月に実施した入札の応札者は津市社会福祉事業団1者でした。津市は同事業団を落札者として決定し、翌12月、売買と賃貸借の契約を締結しました。これにより、津市障がい福祉サービス事業所の令和7年4月からの民営化が決定しました。

自主経営への転換

これまで指定管理者として6つの事業所の運営を託されてきた事業団は、重度の利用者への手厚いサービス提供により収支不足となる施設はあったものの、他の施設の収益で補填することにより、津市から指定管理料を受け取ることなくサービス報酬のみで経費を賄ってきました。事業団自らが施設の運営者としてコスモス作業所を新築することにより基本財産の充実が図られることに加え、整備に要する費用は内部の保留金を充てる以外に国県からの建築補助の対象となる可能性があります。サービス報酬についても、自主経営に移行する令和7年度からは公立減算の対象から外れ、財務基盤が強化されます。

事業団が手掛ける一志の新たな福祉の拠点

新しいコスモス作業所は、事業団によって「とことめの里一志」パターゴルフ場跡地に建設されることになりました。日帰り温泉施設、図書館、保健センターなどを備える複合施設「とことめの里一志」には、昨年10月、一志放課後児童クラブも改築移転しています。新コスモス作業所の開所により、一志地域の福祉・健康・教育の拠点として、その機能がさらに高まることが期待されています。


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