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折り込み紙1
令和6年9月1日発行
地域包括ケア推進室 電話番号229-3294 ファクス229-3334
令和6年1月1日に施行された、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」において、9月は認知症月間、9月21日は認知症の日と定められました。これに伴い、津市では、9月に公共・商業施設でのさまざまな啓発活動を行います。認知症について関心を持ち、正しい理解を深めましょう。
認知症とは、さまざまな原因で脳の細胞の働きが悪くなり、記憶力や判断力が低下して日常生活に支障が出ている状態のことを指します。認知症の種類や個人差により進行の仕方は異なりますが、時間の経過とともに重症化していくことが多いといわれています。
また、認知症の発症率は高齢になるほど高くなります。高齢化率が30パーセントを上回り超高齢化社会を迎えている津市でも、認知症に関する相談が増えています。
早く気付き適切な対策や治療をすることで、症状を改善したり、進行を緩やかにしたりすることができます。
医療・介護・福祉の専門職が、認知症が疑われる人や認知症の人の家庭を訪問して状況を伺い、認知症の専門医とともに地域で安心して生活を続けられるよう支援します。
「最近物忘れが増えてきた」「もしかして認知症かな」など、少しでも不安があればご相談ください。
このテストは、ごく初期の認知症や認知症に進展する可能性のある状態などを自分や家族が簡単に予測できるように考案されたものです。
質問事項に答えて、次のとおり点数を付けてみよう!
物忘れも老化現象の範囲内。疲労やストレスによる場合もあります。8点に近い場合は、気分の違う時に再チェックしてみましょう。
家族に再チェックしてもらったり、数カ月単位で間隔を置いて再チェックしたりして、認知症予防策を生活に取り入れてみましょう。
認知症の初期症状が出ている可能性があります。家族にも再チェックしてもらい、結果が同じなら、専門医や担当地区地域包括支援センターに相談をしましょう。
認知症予防財団ホームページ
令和7年には、65歳以上の高齢者のうち約5人に1人が認知症になると予測され、誰もが認知症になる可能性があります。認知症になっても、家族や周囲の人が本人の個性を尊重し、優しさや思いやりを持って寄り添えば、自宅で長く穏やかに暮らせます。
津市では認知症サポーター養成講座などを通じて認知症への理解を広め、誰もが認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指しています。
認知症サポーターは認知症を理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る「応援者」です。このサポーターを養成するため、5人以上の団体を対象に認知症サポーター養成講座を開講し、受講者には認知症サポーターの証としてオレンジリングをお渡ししています。認知症に対する正しい知識を学び、さりげなく見守る、まちなかで困っている人がいれば自分のできる範囲で手助けするなどサポーターとして活動してみませんか。詳しくはお問い合わせください。
認知症サポーター養成講座を受講した人が、チームオレンジの一員として活動するための学びの場として、認知症サポーターステップアップ講座を実施します。
11月29日金曜日10時から15時まで
西部市民センター
市内に在住・在勤・在学の認知症サポーター養成講座修了者で、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりの活動に関心のある人
先着40人
電話で地域包括ケア推進室へ
10月7日月曜日
津市では、認知症サポーターステップアップ講座を修了した有志による「チームオレンジ・あしたば」が令和3年に発足しました。
認知症の人への個別支援(話し相手、定期的な見守り等)や認知症の正しい理解に向けた地域への啓発活動、認知症サポーター養成講座の開催、認知症カフェへの参加など、できる範囲の取り組みを通じて、認知症の人やその家族が安心して暮らせる地域づくりを目指し活動しています。また、自分自身の認知症予防にも役立ちます。活動に関心のある人は、チームオレンジ・あしたば事務局へお問い合わせください。津中部西地域包括支援センター内、電話番号237-2018
「オレンジウォーク津」では、津駅周辺で認知症サポーター養成講座の紹介や認知症に優しい地域づくりについて啓発しています。
認知症の疑いから、発症、進行する状態に応じて、どのような医療や介護などの支援が利用できるのか、大まかな目安を示しています。
ホームページは、津市認知症支援ガイドブックで検索してください。
認知症の症状や支援内容などの情報をまとめています。簡単なチェックリストもあります(診断を決定するものではありません)。
ホームページは、認知症かんたん便利帳で検索してください。