津市の自治体DX取組状況

登録日:2024年9月13日

フロントヤード改革の推進

行政手続のオンライン化

 特に市民の利便性向上に資する手続を中心に、子育て・介護・被災者支援関係などの行政手続について、マイナポータル(ぴったりサービス)や汎用的電子申請システムを活用した、オンライン申請サービスを開始しています。

窓口DX(スマート窓口)

 窓口業務改革の一環として、令和6年度から自治体DX推進会議の下部組織として窓口DX専門部会を設置し、津市における窓口DXの対応について検討を開始しています。

  

自治体の情報システムの標準化・共通化

  • 「地方公共団体情報システムの標準化に関する法律」で規定される令和7年度末の期限までに、円滑かつ安全に標準準拠システムへ移行が完了できるよう、準備作業に着手しています。

 

公金収納におけるeLTAXの活用

  • 令和5年度から固定資産税と軽自動車税で、令和6年度から市民税等において、eLTAXを活用した収納をおこなっています。
  • その他の公金においても、eLTAXを活用した収納を検討していきます。

 注:eLTAX(エルタックス):地方税ポータルシステムの呼称で、地方税における手続きを、インターネットを利用して電子的におこなうシステムのこと

 

マイナンバーカードの普及促進・利用の促進

  • 国が進める健康保険証とマイナンバーカードの一体化と歩調を合わせマイナ保険証の切り替えを実施していくとともに、図書カードや高齢者外出支援事業で本市独自の利用促進をおこなっています。

 

セキュリティ対策の徹底

  • 本庁舎と各総合支所や出先機関等を結ぶ本市の行政情報ネットワークは、平成29年度の更新から月日が経過し、機器の老朽化に加え、セキュリティの脅威も増加していることを踏まえ、コスト上昇を抑えつつ、セキュリティの確保と利便性の向上を目指し、令和7年度の運用開始に向けて基盤情報ネットワークシステムの更新作業を実施しています。
  • 新規採用職員へのセキュリティ教育をはじめ、標的型攻撃に対するセキュリティ対策として、「疑似攻撃メール」の配信による訓練を毎年実施しています。
  • 職員によるソーシャルメディアの私的な利用についての留意事項(守秘義務の徹底、信用失墜行為の禁止など)を定期的に庁内に周知しています。

 

自治体AI・RPAの利用促進

  • 令和3年度からAI音声認識による議事録作成ツールの利用を開始。令和4年度には、AI-OCRやRPAを業務に取り入れることによって、業務の効率化と職員負担の軽減に取り組んでいます。

 注:AI:Artifical Inteligence(人口知能)の略で、人を見分けたり、文章を他の言語に翻訳したりといった、推論・判断などの知的な機能を備えたコンピュータシステム
 注:RPA:Robotic Process Automationの略で、PCなどのコンピュータ上で行われる作業を人の代わりに自動で実施してくれるソフトウェアのこと

  • 令和5年度からは、生成AIの業務利用の可能性と費用対効果を見極めるため、複数の生成AIサービスを使い、利用環境の差による適正や、バージョンの違いによる有用性、独自学習機能の有無による有用性について検証をおこなっています。
生成AIサービス

行政専用ChatGPT「マサルくん」

自治体AI zevo(ゼヴォ)
利用環境 インターネット環境のみ LGWAN環境のみ
バージョン GPT3.5 GPT3.5 GPT4

GPT4 Turbo
Claude3

独自学習機能
利用期間 R5.7~ R5.7~R5.8 R5.9~R5.10 R5.12~R6.3 R6.7~R6.10
特徴 各省庁の公開データを事前学習済み。行政向けの回答を得やすい。 LGWAN環境で利用できるため業務利用しやすい。

注:生成AI:与えられたデータやパターンから新たなデータを生成する技術で、テキスト、画像、音声など、多様な形式のデータをもとに、新たなコンテンツを作り出す技術。
注:バージョンの違い:GPT3.5⇒小学生レベルのIQ GPT4⇒大学院生/新卒2~3年レベル

 

テレワークの推進

  • 令和3年10月6日、地方公共団体情報システム機構(通称、J-LIS)が実施する、「自治体テレワーク実証実験事業」の2次公募(無償)に採択され、「自治体テレワークシステムfor LGWAN」を利用して、テレワークができる環境を整備しました。
  • 会議のペーパーレス化や出先からのメール送受信等、在宅勤務以外での活用も推進しています。

 

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