春になると多くの人が、つらい症状に悩まされる「スギ・ヒノキ花粉症」。
毎年、花粉症の症状が出ている人は、花粉が飛び始める前から早めに医療機関に相談することが大事です。
花粉の時期は、天気予報でも花粉飛散情報が提供されますので、そうした情報を確認し、万全の花粉症対策と早めの予防を心掛けましょう。
花粉は昼前後と夕方に多く飛散し、以下のような天気になると、特に多くなります。
三重県の飛散状況は日本気象協会tenki.jp(外部リンク)をご覧ください。
以下、政府広報オンライン「花粉症で悩む皆さま! 早めの治療や予防行動を!」(外部リンク)を加工して作成。
外出するとき
顔にフィットし、息がしやすいもの、衛生面からは使い捨てのもの、性能的な面からは不織布のマスクがおすすめです。
花粉症用のメガネも販売されていますが、通常のメガネを使用するだけでもメガネをしていないときより、目に入る花粉量は減少します。コンタクトレンズを使用している人は、コンタクトレンズによる刺激が、花粉によるアレルギー性結膜炎を悪化させてしまうので、メガネに替えたほうがよいと考えられています。
外出時は、ウールなどの花粉が付着しやすい衣類は避け、綿、ポリエステルなど花粉が付着しにくい衣類を選びましょう。また、頭と顔は花粉が付着しやすい部分ですが、帽子をかぶることで、頭への花粉の付着量を減らすことができます。
外から帰ったとき
建物に入る前に、衣類に付いた花粉を払い落としましょう。
外出先から帰ったら必ずうがいを。のどに付着した花粉を除去する効果があります。また、顔を洗うことで、顔に付着した花粉を洗い落とします。
花粉が飛んでいるときでも、室内の換気が必要な場合があります。換気時は窓を全開にせず、10cm程度にし、レースのカーテンをすることで、流入する花粉を減らすことができます。流入した花粉は床やカーテンなどに多数残っているので、掃除やカーテンの洗濯をしましょう。
室内には、衣類や髪の毛などに付着して花粉が持ち込まれたり、換気時に窓から花粉が入ったりして、たくさんの花粉が残っています。こまめに掃除機をかけ、室内の花粉を減らしましょう。
花粉症予防行動や花粉症治療等について紹介されています。
「花粉症対策」リーフレット(厚生労働省/環境省) (PDF:2.46MB)
「花粉症対策」掲示用資材(厚生労働省/環境省) (PDF:553KB)
政府広報オンライン「花粉症で悩む皆さま! 早めの治療や予防行動を!」(外部リンク)
環境省「花粉情報サイト」(外部リンク)