登録日:2025年11月1日
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表紙から5ページ目まで
レッツ ユナイト。つなぐ つながる つしがすき
広報津 2025年11月 第467号
座席の位置や乗車する時刻、季節によって違った趣が楽しめるローカル列車「JR名松線」。夕暮れの美杉を走る姿をドローンで空撮し、鉄道ジオラマ風に仕上げました。9ページ目に掲載の全線開業90周年イベントもチェック。
9月17日
美杉町竹原
撮影の様子を津市行政チャンネル「まるっと津ガイド」のコーナー「ワンシーン」で紹介しています。
ケーブルテレビ123チャンネルまたはユーチューブでご覧ください。
2025年9月1日現在
地域連携課
郵便番号514-8611 津市西丸之内23-1 電話番号229-3105 ファクス229-3366 Eメールinfo@city.tsu.lg.jp
広報つの紙面に、次のページにリンクする二次元コードを掲載しています。
津市長 前葉 泰幸
津なぎさまちと中部国際空港を高速船で結ぶ津航路は、今年で20周年を迎えました。港湾施設は県が国の補助金5億円を含む15億円を拠出して整備し、ターミナル・無料駐車場等の整備には市が15億円を投じました。そして高速船は、市が赤塚グループからの寄付5億円と県の補助金2億円を活用して9億円をかけて建造し、運航は津エアポートライン株式会社が担うという「公設民営」でスタート。国・県・市・民が共に築き上げた、新しい形の公共交通のみちです。
この20年間、市は10億円をかけて施設の維持管理を行い、津エアポートラインは燃料費や修繕費など8億円に加え、市への傭船料約1億円を負担。赤字補填を受けることなく、運賃収入で運航経費を賄いながら、公共交通としての使命を果たしてきました。こうして維持してきた津航路は、鉄道よりも速く、安価な空港アクセスとして親しまれ、今では県内唯一の海上アクセスとして、その役割を担い続けています。
そういった中、高速船フェニックスが故障し引退せざるを得なくなりました。大切な航路を未来へつなぐため、津市は国・県と連携し、津エアポートラインと協議を重ねながら、新たな船の導入に向けて再スタートを切ります。皆様に支えられてきた海のみちが、これからも暮らしと夢を運び続けるよう、責任を持って取り組んでまいります。
この後に掲載している「津航路500万人突破!更新時期を迎えた高速船」の項をチェック!
動画でも配信中!「津市長に聞く!津市の今」(二次元コードを紙面に掲載しています)
交通政策課 電話番号229-3180 ファクス229-3336
平成17年2月、中部国際空港の開港に併せて誕生した津なぎさまちと空港を結ぶ「津航路」は、今年4月に累計利用者数500万人を突破しました。津市民をはじめ、県内外の多くの皆さんにご利用いただくこの航路は、三重県における海上アクセスの要として、20年にわたり重要な役割を果たしてきました。
県内では、津航路の開設に合わせて鳥羽航路が開設され、平成18年には四日市・松阪航路も加わりました。しかし、鳥羽航路は平成19年3月、四日市航路は平成20年10月に廃止。津航路の船舶が寄港する形で運航を続けていた松阪航路も平成28年12月に廃止され、現在では津航路が三重県唯一の海上アクセスとして空港への運航を継続しています。
津航路が長年にわたり選ばれ続けている理由には、電車や車と比べた際の所要時間と費用面での優位性があげられます。津なぎさまちから空港まで約45分という短時間での移動が可能であり、ターミナル付近には無料駐車場も完備。さらに、大きな荷物を持った移動でも乗り換えの煩わしさがなく、快適なアクセス手段として高く評価されています。
現在、高速船の更新を迎え、津航路は新たな節目に差しかかっています。今後も、他の移動手段と比べても、便利で快適な選択肢としてあり続けられるよう、運航事業者である津エアポートラインと連携して取り組みを進めていきます。
高速船の運航時間や乗車料金をチェック!(二次元コードを紙面に掲載しています)
津なぎさまちからの所要時間45分、費用2,980円(大人料金)
津インターチェンジからの所要時間1時間20分、費用3,690円(高速料金のみ)
津駅からの所要時間1時間35分、費用3,560円(特急の場合、大人一人あたり)
津なぎさまちは、国の補助を受けて県が港湾施設を整備し、市がターミナルと駐車場を整備した港です。さらに、寄付と県の補助を活用して市が建造した2隻の高速船を、民間事業者である津エアポートラインが運航する「公設民営」方式により、中部国際空港とを結ぶ「津航路」がスタートしました。
津市による整備
三重県による整備
計30億円
計9億円
空港のない三重県において、県内初の海上アクセスとして開設された津航路。他の航路が次々と廃止される中でも利用者に選ばれ続け、今ではその役割を一手に担う存在となっています。
津航路が中部国際空港と三重を結ぶ唯一の海上アクセスに!
今年5月10日、高速船フェニックスの左舷エンジンが運航中に故障し、なんとか津なぎさまちへ帰港しました。フェニックスの設計などをおこなった日本造船技術センターによると、故障は経年劣化によるものであり、フェニックスのエンジンはすでに生産されておらず部品供給が困難なことから、修繕ではなく新造船の検討を行うことが妥当との意見が出されました。
フェニックスが故障してからは、もう一隻のカトレアのみで運航を継続し、1日あたり7往復の減便ダイヤで対応しています。
現在、フェニックスの代替船舶の運航準備を進めており、後継船の建造について検討しています。
9月7日に広報課が津なぎさまちで実施したアンケートによる結果です。
三重県民が91パーセントでした。
リピーターが87パーセントでした。
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