更新日:2025年3月31日
内水による浸水は、河川の堤防の決壊や河川からの溢水による浸水と比較して、「浸水被害の発生頻度が高い」、「浸水被害の発生までのリードタイムが短い」という特徴があります。また、河川から離れた地区においても浸水被害が発生する等、洪水と内水では浸水区域が大きく異なることがあり、浸水が発生する際の気象条件、降雨開始から浸水発生までの時間、浸水の頻度等が異なります。これらのことから、浸水被害の最小化に向けて、内水浸水想定区域図の作成、公表により、内水による浸水のリスクについて周知します。
内水浸水想定区域図は、令和4年度の各排水施設の整備状況を勘案して、想定最大規模降雨(時間最大雨量130mm)により想定される内水氾濫が発生した場合の浸水状況をシミュレーションにより予測したものです。
想定し得る最大規模の降雨により排水施設に雨水が排水できなくなった場合などに、浸水が想定される区域や浸水深さ、浸水が継続する時間を表しています。
対象とした想定最大規模降雨
平成16年9月29日の津市での降雨量である時間最大89(mm/時間)を130(mm/時間)に引き伸ばした降雨を対象としています。日総雨量は、404mmです。
雨の降り方によっては、浸水区域や浸水深が内水浸水想区域図と異なることがあります。
内水ハザードマップについては こちら(津市防災サイト ハザードマップ等) で閲覧できます。
雨水出水浸水想定区域の指定は、内水浸水想定区域内の公共下水道排水施設を対象した赤枠で囲まれた範囲になります。
指定の根拠法令:水防法第14条の2第2項
雨水出水浸水想定区域図(内水浸水想定区域図)は、以下の場所で閲覧できます。
・津市役所 建設部 河川排水推進室(本庁舎5階)
・津市 上下水道事業局 下水道工務課