~東京事務所長です~
三重県には伊勢神宮があります。江戸時代から「お伊勢参り」に訪れる参拝客を参宮街道ではおもてなしをしてきました。
桑名から伊勢までの参宮街道は別名「餅街道」と呼ばれ、全国各地から伊勢神宮を目指す旅人たちは手早く食べられ、腹持ちが良いお餅を好んで食べたと言われています。また、甘いものを食べることで疲れもとれたでしょうし・・・。
各地域にはそれぞれの地域で愛されたお餅があり、津市にももちろんあります。
今回はそのお餅を紹介するのではなく、全国各地どこでも食べることができるみたらしのことを書かせていただきます。
先週、私が仕事で地元津市へ帰省した際、録画しておいた東海地方限定のローカル番組を見ました。その番組には私がよく通うお餅屋さんの大将が職人として紹介され、そのお店で提供されているみたらしのことをレポートしていました。
私、昔から津市に古くからあったみたらし団子を売るお店のみたらしが平べったい状態であることに子供のころから気づいていました。その理由は何も考えずに・・・。津市以外で売られているみたらしはみんなまん丸ですが・・・。
そのお店の大将はインタビューで早く火が通りやすく、みたらしのたれが絡みやすいことを話していました。これは津市のエリア独特の形だという・・・。これは伊勢神宮への旅人に素早く提供できる津市のお餅屋さんのおもてなしですね。
津市には焼きたてのみたらしを食べさせてくれるお店があります。もし、みたらしを注文されたらその形を見てくださいね。