東京事務所長日記 30.8.3(なすびうちわ)

 

 

登録日:2018年8月3日

~東京事務所長です~

毎日、暑い日が続いていますね。夏のこの時期、いろいろなイベントに出席すると、団扇が配られて来られますね。厚紙に親指を入れるタイプがあればプラスチックで作られたもの、竹細工で作られたものなどいろいろあります。

今回、紹介するのは津市の伝統工芸品の「なすびうちわ」です。

このなすびうちわ、江戸時代後期、津藩の別所安連という藩士が公務の間の余業になすび型の団扇を作ったのが始まりだといわれています。柄をなすびのヘタに見立てたその形は優美で、独特の構造により軽く、丈夫なこのうちわは、物事を「成す」に通ずる縁起良い名と共に将軍家へも献上されました。評判が良く、さらなる制作依頼もあったが、本業でなかったため増産はできなかったようです。
明治に入り、団扇作りを本業としたことから、一度は茄子団扇の名も広まったが、昭和の中ごろに手法を伝える人が途絶えた。 現在は、その伝統を受け継ぐ唯一人の製作者として、複雑な製造工程を分業することなく制作を引き継いでおられます。

私もこのなすびうちわを一度手に取ってみましたが、無料で配布されている団扇とは全然違います。本当に優美で華やかです。

注:写真は津市物産振興会のホームページに掲載されているものを使わせていただきました。

 

 

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