東京事務所長日記 30.9.3(福井県坂井市のアンテナショップ)

 

 

登録日:2018年9月3日

~東京事務所長です~

9月になりました。私が東京に赴任してから5か月が経過しましたが、東京ではいろいろな発見があります。

私はフェイスブックを活用していろいろな情報を配信しています。個人的なことですので仕事が終わってからや休日に自分がいろいろな場所を訪れたこと、美味しかったものなどを中心に・・・。

そのフェイスブックを見て、「あいつ、遊んでばかりいる!」と誤解されている方がみえるかもしれません。(笑)もちろん、仕事は仕事できっちりとしていますし、仕事のことはフェイスブックには上げられません。また、仕事上、津市のシティプロモーションをしていますが、東京にいて、良いものについて、それはそれで紹介しています。

それは単に食べ歩きをしているのではなく、時々、仕事の観点やまちおこし活動の観点からその場所を訪れ、そこの良いところなどを何とか吸収できないかとも思っています。

今回紹介するのは、東京で見つけた福井県の地方都市坂井市のアンテナショップです。8月26日に東京品川区にある戸越銀座商店街で夏まつりが行われたことから訪れたのですが、その商店街に坂井市のアンテナショップがありました。わずか7坪の建物を借り上げて、坂井市の野菜や魚(鮮魚はありません。加工品だけですが)、お菓子などが売られています。

そこは私が子どもの頃に地元にあったような八百屋(雑貨屋?)を小さくした感じのお店。会話もあります。スーパーなどのように買い物かごに入れてレジへ持っていって、お金を支払って終わりという流れではありません。きちんと販売者と購入者の会話が成立しているのです。

さらにはそこでシティプロモーションも行われており、坂井市のほか周辺の福井市のことなども情報提供されています。戸越銀座商店街は決して観光客がわんさか集まる商店街ではなく、地元の方々が日頃の生活のために存在しているような商店街です。

坂井市の担当者に聞いてみると、このアンテナショップが出来て2年が経過するそうです。初年度は赤字計上でしたが、2年目は何と黒字にもっていったとのこと。これは特筆すべき点です。しかもこのアンテナショップは指定管理ではなく、市の直営店。市が直接人を雇って経営されているようです。

このようなシティプロモーション、アナログで、今では少し忘れ去られているようなやり方かもしれませんし、人と人との触れ合いが最も重要なことかもしれません。現場を訪れてみて改めてその重要性を知らされました。

 

 

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