東京事務所長日記 30.9.25(南家城川口井水)

 

 

登録日:2018年9月25日

~東京事務所長です~

9月13日に津市白山町で南家城川口井水の世界かんがい施設遺産の登録を祝う序幕碑が完成されたニュースを見ました。

津市白山町の農業用水「南家城川口井水」は2016年11月に世界かんがい施設遺産に登録されました。ちなみに「井水」と書いて「ゆすい」と読むようです。

この南家城川口井水は、平安時代の1190年に完成した南家城井と1664年に開設した川口井の2つの用水をつなげた7キロの農業用水です。その当時、2つの井水は藤堂と紀州の2藩にまたがっていたため、用水の調整や維持管理費の負担などを巡って対立も多かったようです。

そこで結ばれた井水の利用に関する協定は、数百年にわたり現在も受け継がれています。南家城川口井水は、自然の地形を利用して岩を削って水路を通すなどの当時の最先端の技術を使われており、この井水の完成は稲作などの農業の発展にも貢献されています。

まず、びっくりしたのは平安時代に完成した南家城井と17世紀に開設した川口井がつながったこと、それから、数百年が経過した現在につながっていること。何かロマンを感じます。

 注:世界かんがいしせつ遺産はかんがい発展の歴史を広く伝え、かんがい施設の適切な保全につなげるため、国際かんがい排水委員会(本部はインド)が歴史的価値のある農業用水利施設を認定、登録する制度で、建設から年以上の農業用水路やため池などのうち、農業の発展に貢献し、技術的にも優れた施設が対象で、日本国内の登録件数yは35施設あるとのことです。

注:かんがい・・・外部からのうちに人工的に水を供給すること

 

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